「DAU. ナターシャ」の本編の一部がYouTubeで公開された。

イリヤ・フルジャノフスキーとエカテリーナ・エルテリが監督を務めた本作は、「ソ連全体主義」の社会を再現するプロジェクトの映画第1弾。秘密研究都市にあるカフェで働くナターシャの目を通して、スターリン体制下の監視社会を描く。

映像には、ナターシャと彼女の歳下の同僚オーリャが喧嘩をするシーンを収録。ある夜、恋愛について語り合っていた2人は、オーリャが“本音”をこぼしてしまったことによって険悪なムードに。店の片付けをせず帰宅しようとするオーリャを説得するナターシャだが、やがて2人は取っ組み合いを始める。

「DAU. ナターシャ」は2月27日より東京のシアター・イメージフォーラム、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開。なおシアター・イメージフォーラムの公開初日16時半の回上映後には、フルジャノフスキーがオンラインで舞台挨拶に登場する。

※「DAU. ナターシャ」はR18+指定作品