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本作は、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、隠していたはずの家族の秘密が浮かび上がっていくサスペンス。「別離」「セールスマン」で知られる
娘の失踪に絶望するラウラを演じたクルスは、自身の役柄について「間違いなく、今まで演じた中で一番複雑なキャラクター」と説明。さらに「100%彼女を理解することが必要だった。それができたのは、彼女という人間がとてもよく描かれていたからだと思う。どのキャラクターも複雑で繊細で複数の顔を持っている。いい人も悪い人もいない。現実において物事が見た目ほど単純ではないのと同じよ」とファルハディの脚本の巧みさにも触れた。
また、バルデムはファルハディの演出を絶賛する。「彼が役者たちを導き、作品を作る手法は天才的だ。リハーサルのとき、彼は役者たちに彩りと輝きを持たせる才能があることに気付いた。みんなと集まって、どのようにアスガーが各キャラクターを描写したかを聞き、キャラクターを特徴付ける詳細部分に集中するよう指示を受けた」とその手法を明かした。
「誰もがそれを知っている」は6月1日から東京のBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次ロードショー。
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「誰もがそれを知っている」ハビエル・バルデム&ペネロペ・クルス夫妻がコメント
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