西島秀俊と西田敏行が昔気質のヤクザに!高校の再建描く「任侠学園」公開

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西島秀俊西田敏行がダブル主演を務める「任侠学園」の公開が決定した。

左から日村役の西島秀俊、阿岐本役の西田敏行。

左から日村役の西島秀俊、阿岐本役の西田敏行。

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「任侠学園」は今野敏による同名小説をもとにした作品。義理人情で生きる昔気質のヤクザが、経営がうまくいかなくなった仁徳京和学園高校の再建を図るさまを描く。西島は真面目すぎるが故、時に空回りしてしまう阿岐本組(あきもとぐみ)のナンバー2・日村役で出演。西田は、弟分たちを振り回しながらもストレートな言葉で多くの人の心を揺さぶる阿岐本組の組長に扮する。

監督を務めるのはドラマ「民王」の演出を担当し、今年公開を控える「屍人荘の殺人」でもメガホンを取った木村ひさし。「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」の酒井雅秋が脚本を手がける。

西島は「何が正しく何が間違っているのか、誰もが迷うこんな時代だからこそ、“昔気質”の真っ直ぐ過ぎる日村のような男が新たな道を切り開いてくれるのではないでしょうか」、西田は「本作で生きるヤクザたちが示す、『お互いを愛し合い、見つめ合い、そして理解し合う』というある種の一本筋を通すという“任侠道”は、万国共通の人々が幸せになるための一本の道だと思います」とコメント。木村は「人付き合いが薄くなった現代社会にタイムスリップしたかの様な阿岐本組が、今の世の中で何が出来るのか? 楽しんでいただければと思っています」と述べた。

「任侠学園」は今秋に全国でロードショー。

※「任侠学園」の侠は旧字体が正式表記

西島秀俊 コメント

本作はこれまでのキャリアの中で大きな意味を持つ作品の一つになると確信しています。日村という役は今まで演じたことのない、全く新しいキャラクターです。何が正しく何が間違っているのか、誰もが迷うこんな時代だからこそ、“昔気質”の真っ直ぐ過ぎる日村のような男が新たな道を切り開いてくれるのではないでしょうか。念願の親分役、西田敏行さんの怒涛のアドリブに日々応え続けた素晴らしい共演者の皆さんのキレッキレの名演。平成から新しい時代へ変わる節目の年、笑って泣ける世直しエンターテインメントを是非劇場でお楽しみください。

西田敏行 コメント

この映画は今の時代にとって、とても画期的な作品になりそうでワクワクしています。本作で生きるヤクザたちが示す、「お互いを愛し合い、見つめ合い、そして理解し合う」というある種の一本筋を通すという“任侠道”は、万国共通の人々が幸せになるための一本の道だと思います。この映画が、今悩んだり、くすぶっている皆さんを勇気づけるエネルギーとなるような作品になれば嬉しいです。

木村ひさし コメント

かんばんは。木村ひさしです。今では絶滅危惧作品と言える程、観る機会が減った“ヤクザ”映画。フィクションである映画の中のヤクザな人たちは悪いヤツらもいれば、義理人情に厚い、人間味のある人たちも多く描かれていました。人付き合いが薄くなった現代社会にタイムスリップしたかの様な阿岐本組が、今の世の中で何が出来るのか? 楽しんでいただければと思っています。

今野敏 コメント

主人公が主人公だけに、映像化はないものと思っていました。こうして映画にしてもらえたのは感激です。また、西島秀俊さんと西田敏行さんのダブル主演と聞き、とてもうれしく思いました。一日だけ撮影の様子を見学させていただきましたが、阿岐本親分が現場に入るだけでぴりっと緊張感が走るのが印象的でした。親分、本当に怖かった。きっと私の想像をはるかに超えた映画になると信じています。

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(c)今野 敏 (c)2019 映画「任侠学園」製作委員会

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原作は今野敏(中公文庫)

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