2018年度のセザール賞で5部門を受賞したフランス映画「
ピエール・ルメートルによる同名小説を、
このたび公開された予告編は、自分の顔を仮面で隠すエドゥアールと、その仮面の美しさに目を奪われるアルベールの様子からスタート。2人は共同生活を始め、エドゥアールの思いを通訳する少女もそこに加わる。そんな中、ある新聞記事をきっかけに、エドゥアールが詐欺計画を思いつく。後半では美しい仮面の数々や、アルベールのかつての上官プラデル、罪状を読み上げていく少女、エドゥアールに迫る父の追っ手を捉えた映像がめまぐるしく展開していく。
デュポンテルは、この原作を映画化した理由を「巧みに隠された現代に対する風刺だと思ったからだ。すべての登場人物には驚くほどの現代性があり、金銭欲が強くて貪欲な少数の人々が世界を支配し、真面目に生きてきた多くの人たちを苦しめているのは、まさに今の世界の状況だ。そして親子関係や友情など普遍的な物語もある。物語にはリズムとサスペンスがある。これらのすべての要素がぜひ自分の手で映画化したいと思わせたんだ」と語っている。
「天国でまた会おう」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
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- 「天国でまた会おう」公式サイト
- 「天国でまた会おう」予告編
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