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有川浩の小説を映画化した本作は、主人公・悟がある事情から愛猫のナナを手放すことになり、新しい飼い主を見つけるためナナと旅をする様子を描くロードムービー。福士は「たくさんの人に観てもらえる機会があるのをうれしく思っています」と本映画祭での上映を喜び、「悟は優しい青年。でもただ優しいだけじゃなくて、彼自身の中にあるネガティブな要素から優しさが作られているんだなと思っていました」と自身が演じたキャラクターに言及した。すると三木は「すごい……。僕は『そのままでいいよ』と伝えたんだけど、ちゃんと考えて演じてたんだね。ありがとうございます」と福士に感謝を伝え、会場の笑いを誘った。
続いて撮影時の話題になると、三木は「原作者の有川浩先生に『猫を第一にして撮ってください』と言われたんです。ナナがもう嫌だとなったら違うシーンから撮ってみて、それでも駄目だったら次の日に……とやっていきました。ナナが皆さんの心を打たないといけないと思ったので、何度も撮影を繰り返しました」と懐かしそうに話す。本作のプロモーションでナナと過ごす時間が多い福士は「最近は、抱っこをしても落ち着いているので仲良くなれたんじゃないかなという実感があります!」と笑顔を見せた。
本日、同映画祭のレッドカーペットイベントにも参加する福士とナナ、三木。三木が「一度ナナに自由に歩かせてみようか?」とおどけながら提案した際には、福士がすかさず「やってみたいですけど……!」と制止する。またレッドカーペットへの意気込みを尋ねられた福士は、しばし考えたあと「……意気込み、あります! 一歩一歩貴重な時間を感じて歩きたいです」と答え、観客から大きな拍手を送られていた。
「旅猫リポート」は、明日10月26日より全国でロードショー。
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- 「旅猫リポート」長尺予告映像
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