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本作は、主人公の悟がある事情から愛猫のナナを手放すことになり、新しい飼い主を見つけるためナナと旅をするさまを描くロードムービー。「『旅猫リポート』公開直前 ニャるほど!特別講義」と題された本日のイベントでは、猫学者の高野八重子が観客からの質問に回答しながら猫に関するトークを3人で繰り広げた。
「ナナとずっと一緒にいたのでかわいくて仕方がない」と言う悟役の福士は「ワンちゃんを飼っていたので最初は不安でしたが、ナナがいい子だったので助かりました」と述懐。「最初はあまりなかったんですが、慣れてくると手にスリスリしてきたりして癒やされました。ナナしか知らないし、猫派というよりナナ派。毛がふわふわして毛並みがカールしてて……」とうれしそうな顔で語ったあと、前野のほうを見て「似てる!」と笑う。そして、甘えるように顔を向けてきた前野の喉を福士が猫にするようにゴロゴロし、会場を和ませた。
「猫はやきもちを焼く」という話から「普段のツンとデレの割合」を質問された福士は「親しい仲ならツンが8割で、親友とか家族とかだとそっけなくしてもいい関係が築けます。親しい人にはクールな面も見せられる」と明かし、「犬っぽい顔して猫の性格なんです」とにっこり。前野は「僕はクンクンしてます。誰にでもクンクンします」と述べ、観客の笑いを誘う。
「猫になれたら何をしたいか」という問いに福士は「外に出たい。屋根に登ったり、常にジャンプして猫の身体能力を味わってみたい」と答え、前野は「まずボスに挨拶にいかせてもらってから交流関係を深めていきたい。誰かの下に付いて行こうと思います」と話した。
続いて、スタッフに抱えられたナナが登場すると客席から歓声が上がる。福士と前野のどちらがナナの気を引けるかという対決を行うことに。福士にすんなりと抱っこされたナナを見て高野は「気を許してるし、お友達感覚ですね」とコメント。一方、前野が抱こうとするとテーブルにしがみつくように拒否していたナナは持ち上げられた瞬間、前野の顔面に強烈な“猫パンチ”をお見舞いし、結果、福士に軍配が上がった。
イベントの最後に、前野は「猫がたくさん出てくるので、この映画を観ると猫のことをまた愛せるんじゃないかな」、福士は「一緒にいればいるほどわかってくるのが猫の魅力。猫や動物好きでなくても人間の心を映した映画なので観に来てください」とそれぞれ本作をアピールした。
その後、福士はナナとともに東京・神田明神へ。映画のヒット祈願を行い、「御祈祷は厳かな雰囲気の中で行われ、心が清められました。ナナは最初、初めての場所に興味津々な様子でしたが、次第にリラックスして祈祷を終えることができました」と語った。
有川浩の同名小説を三木康一郎が実写化した「旅猫リポート」は、10月26日より全国ロードショー。
※記事初出時より本文と画像を追加しました。
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福士蒼汰の映画作品
リンク
- 映画「旅猫リポート」公式サイト
- 映画「旅猫リポート」 (@tabineko_movie) | Twitter
- 「旅猫リポート」長尺予告映像
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「旅猫リポート」福士蒼汰にすんなり抱かれた猫のナナが前野朋哉には強烈“猫パンチ”(写真38枚) - 映画ナタリー https://t.co/8VWSJUHdPw