「
いわく付きの物件に住み込み、事故履歴を浄化することを生業とする八雲御子の姿を描く本作。池田が御子を演じ、渋川清彦、健太郎、光宗薫、オダギリジョーらがキャストに名を連ねる。片桐健滋が監督を務めた。
池田が登場すると、観客から「かわいい!」という歓声が起きる。池田は観客を見渡し「みんなおしゃれだね。私のこれは衣装だから」とおどけて見せた。会場となった書店では旅行のガイドブックが人気であることにちなみ、MCから「普段旅行に行かれますか?」という質問が。池田は「あまり行くことがなかったので、そんな自分を奮い立たせてロンドンに行ってきました。フィルムをたくさん持って行って、いい写真が撮れました」と満面の笑みを見せる。今後行ってみたい場所としてキューバ、ペルー、トルコ、アメリカなどを挙げ、「遺跡のあるところに行って、生で見たいですね。知ってる人がいるかもしれないですけど、月刊ムーのTシャツをもらうくらいオカルト好きなので」と苦笑した。
主人公・御子と自分との共通点を問われた池田は「私も御子ちゃんみたいに絵を描いたり本を読んだりするので、私生活の面では近いと思うところが多かったです」と述懐。複数の本を掛け持ちして読むことが多いと話し、「お風呂にはお風呂、寝室には寝室、リビングにはリビングとそれぞれに本を置いていて。部屋に小鳥を放しているので、本に埋もれて小鳥と戯れながら読書してます。文字に起こすとメルヘンですが、実際はかなり地味です」と述べる。
個性豊かな幽霊たちも見どころの本作。池田はお気に入りの幽霊として、御子の元同級生・はぐむを挙げる。はぐむを演じた込江大牙との撮影を回想しながら「寒いときに着る用のジャンパーの丈が長くて、浴衣みたいに腰のところでひもで結んでいたんです。そんな格好で歩いてるのに『俺、こんなんだけど20歳の役なんだぜ!』って言っていて(笑)。なんだこのかわいい生き物は!と思いました」とメロメロな様子を見せた。
御子を演じている中で印象的だったセリフについて、池田は「『人間のほうが怖いもん。嘘つくし』と御子が言っているんですけど、これはきっとみんなが心のどこかにしまっている気持ちだと思いました」とコメント。「今って、いろんな情報やニュースが自分の中に入りやすくなってきて、夢や好きなことが置き去りになって心が豊かじゃない瞬間があると思います」と語り、「そんな心の底に溜まった自分の素敵なところをすくい上げてくれる作品になっているので、ぜひ劇場に足を運んでください」とアピールした。
「ルームロンダリング」は7月7日より東京・新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国でロードショー。
関連記事
池田エライザの映画作品
関連商品
リンク
- 「ルームロンダリング」公式サイト
- 「ルームロンダリング」予告編
- 「ルームロンダリング」本編映像
- 「ルームロンダリング」本編映像2
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
「ルームロンダリング」池田エライザが読書スタイル明かす「小鳥と戯れながら」 #池田エライザ #ルームロンダリング https://t.co/iU2ksED1NS https://t.co/6DBNvUHVOk