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本作は、自殺や殺人などでいわく付きとなった物件の事故履歴を浄化する「ルームロンダリング」を生業にする八雲御子の姿を描いたコメディ。御子役の池田のほか、オダギリジョー、渋川清彦、伊藤健太郎、光宗薫がキャストに名を連ねる。
イベントは、池田とマンガ家・
試写会などで本作をすでに鑑賞した人たちのコメントをSNSで検索した際に、親子で訪れたファンが印象に残ったと言う池田。「お母さんのほうは時の流れの中で置いてけぼりにしてしまったものを思い出したと言っていて、お子さんはこれから自分が生きていく中でこういうことが起きるかもしれないという希望を見いだしていたんです。観る人や年齢によって感じるものが違うなと思いました」と話し、「自分のことをもう一度振り返る機会になる映画だと思います。御子ちゃんを応援しながら『自分もこういうところあるよな』と振り返って、反面教師にしてほしいなと思います」と笑顔を見せた。
話題は羽生生純による本作のコミカライズ版にも及んだ。池田は「福岡に住んでいる両親が、佐世保のヴィレヴァンまで探しに行ってくれたんですよ。送ればよかったんですけど、なんだかヴィレヴァンに本を探しに行っている両親がかわいくてそのままにしちゃいました」と笑う。羽賀はイベント前に会場となったヴィレッジヴァンガード渋谷本店で同書を購入したことを明かし「そのとき、店員さんに『今日のイベントには参加されますか?』と言われて『あ、はい』と答えました」と苦笑した。
マスコミ向けのフォトセッションのあと、池田は観客に「『ルームロンダリング』のTwitterアカウントをフォローしてる人いますか?」と質問。同アカウントでつづられる「御子の日常」に触れて「もうおわかりでしょうけど、私がつぶやいてます。池田エライザのアカウントではつぶやきにくい本音っぽいことを書いておりますので、そちらもチェックしてみてください」と呼びかけた。
片桐健滋が監督を務めた「ルームロンダリング」は7月7日より東京・新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開される。
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- 「ルームロンダリング」公式サイト
- 「ルームロンダリング」予告編
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