「ルームロンダリング」監督のコメント到着、「アメリ」へのオマージュ明かす

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7月7日に封切られる「ルームロンダリング」より、監督を務めた片桐健滋のコメントが到着した。

左から「アメリ」よりオドレイ・トトゥ演じるアメリ、「ルームロンダリング」より池田エライザ演じる八雲御子。

左から「アメリ」よりオドレイ・トトゥ演じるアメリ、「ルームロンダリング」より池田エライザ演じる八雲御子。

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「ルームロンダリング」ポスタービジュアル

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本作は、自殺や殺人などでいわく付きとなった物件の事故履歴を浄化する「ルームロンダリング」を生業にする八雲御子の姿を描いたコメディ。御子役の池田エライザのほか、オダギリジョー、渋川清彦、伊藤健太郎、光宗薫がキャストに名を連ねる。

片桐健滋

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片桐は、社会問題をコメディタッチで切り取った本作について「こういうことをやろうとしているんだなっていうのはきちんと伝えたかったんですが、説教臭くならないようにしたいと思ってました」と語った。登場人物のキャラクター設定には、自身がこれまで経験してきたことや報道された事件などを盛り込んだとし、御子については「15歳頃の自分」を投影している。

作品全体のイメージとして、製作・撮影スタッフに「『アメリ』のような映画にしたい」と伝えており「日本にないジャンルの作品ですし、僕がジャン=ピエール・ジュネ監督の大ファンということもあって、ああいうイメージの作品にしたいと思っていました」と「アメリ」から影響を受けたことを明かす。御子が劇中で着用する赤と緑を基調とした衣装や、常に持ち歩くアヒルのルームランプも「アメリ」へのオマージュだという。

また「現代は社会生活を送るうえで、心のいろんな部分がすり減っていくと思います」と述べ、「この映画を見て、心をロンダリングしてもらえたらいいなと。自分の持っている優しい部分に改めて気付いてもらえたらうれしいです」とアピールした。

「ルームロンダリング」は東京・新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。

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(c)2018「ルームロンダリング」製作委員会

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