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SSFF&ASIA 2018開幕、岩田剛典と山下健二郎が短編撮影中に動画送り合う

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ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018オープニングセレモニーの様子。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018オープニングセレモニーの様子。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2018のオープニングセレモニーが、本日6月4日に東京・渋谷ヒカリエ ヒカリエホールにて開催され、フェスティバルナビゲーターの山下健二郎岩田剛典三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)らが登壇。また観光映像大賞などの優秀賞発表と、前年度受賞作の完成発表が行われた。

まずはSSFF & ASIAの代表・別所哲也とフェスティバルアンバサダーのLiLiCoがステージへ。別所は20周年を迎えた今年度から、コンペティション部門が“ジョージ・ルーカスアワード”という名称になることを説明する。本人の許可を得て名付けられた同賞のトロフィーがお披露目されると、会場で拍手が起こった。

イベント内では童話などをモチーフとした短編小説を公募し、対象作品をショートフィルム化するBOOK SHORTSより、第3回受賞作をもとにした「王様の選択」の完成発表を開催。キャストの柄本時生桜井ユキ金井勇太落合モトキ、原作者の室市雅則、監督の新谷寛行がステージに上がった。「裸の王様」をモチーフとした本作の撮影を金井は「時生くんが上半身裸でクネクネしているんですよ。その長回しの間、桜井ユキさんが冷たい目で見ているのが残酷でした(笑)」と回想。そして柄本は「コメディです。とってもわかりやすくなっていますので楽しく観ていただけたらなと思います」と本作をアピールした。

また第4回の同アワードには、坂口安吾の「ラムネ氏のこと」とスタンダールの「赤と黒」を元ネタとした入江巽の「名前って、ふたつ以上の鐘の音」が輝いた。国語教師として働きながらこの小説を執筆した入江は、受賞を受け「このBOOK SHORTSが2015年に始まったときから応募し続けていて、毎回最終候補に選んでいただいていた。4回目で賞をいただいて本当にありがたく思います」と喜びを語った。同作品は、来年の映画祭に向けてショートフィルム化される。

短編小説公募プロジェクト・EARTH Act For Life AWARDから製作された「美知の通勤電車」の完成発表では、キャストの中村ゆり西田尚美川原和久、原作者の司真、監督の田中嗣久らが登場。母親役に不安を感じていたという中村は「子役の2人が芝居をしようとするのではなく、ただ素直に反応してくれた。溢れ出ちゃってました、母性が」と笑顔でコメントした。

そして企画コンペティション・avex digital AWARDの受賞作をショートフィルム化した「ブレイカーズ」の完成発表には、キャストの濱田龍臣筧利夫萩原利久志田彩良芋生悠、須藤蓮、企画者であり監督の後藤美波が登壇した。学校に不満を抱く高校生たちが学年集会の乗っ取りを計画する本作について、濱田は「自分も普段ははっきり言えないタイプ。でも、例えば人に相談してみるとか、小さなことだとしても何か動いてみないと変わらないんですよね。“ライフ・イズ・ショート”、人生は短いので、やらずに後悔するよりやって後悔したほうがいいというメッセージを伝えたい」と本映画祭のキャッチフレーズを交えて話した。同作は6月17日よりdTVでも視聴可能となる。また2018年のavex digital AWARDは、田中雄之の「The Band’s New Stage」が受賞した。

最後に、同映画祭にてプレミア上映される「ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-」のキャストとプロデューサーのEXILE HIROも登壇。Yuki Saitoの監督作「Our Birthday」に出演した青柳翔劇団EXILE)は、同作で初の英語芝居に挑戦していることから「嗚咽が出るくらい緊張しました! 今回をきっかけに、英語芝居にチャレンジしていきたいと思えました」と話す。石井裕也の監督作「ファンキー」に出演した岩田は、「現場では『その動き、ファンキーだと思ってるの?』って、1つの判断基準がファンキーになるという(笑)。刺激的な撮影期間でした」と述懐。安藤桃子の監督作「アエイオウ」に出演した白濱亜嵐GENERATIONS from EXILE TRIBE / EXILE)は、高知でのロケについて「相手役のおばあちゃんが、安藤さんが現地でスカウトした普通のおばあちゃんだったんです(笑)。普通のおばあちゃんとお芝居させていただくのはなかなかないことなので、素晴らしい経験になったと思います」と告白する。岸本司の監督作「幻光の果て」に出演した山下が沖縄での撮影を「いきなり現場で5mのプールに入ってと言われて(笑)。でも水の中は神聖で、いい経験をさせていただいた」と振り返ると、岩田が「僕も同じ日に、東京で水の中の芝居をしていて。酸素ボンベを外す動画を送り合っていました(笑)」と山下とのやり取りを明かした。「ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-」は6月22日より全国でも公開される。

なおこのほか、渋谷区基本構想の普及啓発活動の一環であるShibuya Diversity Awardは、マリオ・モランの「ぼくとわたしの聖なる秘密」が受賞。519作品の観光プロモーション映像から選ばれる観光映像大賞の優秀賞には、長崎県南島原市の作品「夢」が輝いた。またインターナショナル観光映像大賞にはポルトガルの「Can't skip Us, Can't Skip Portugal」、同賞の特別賞にはアラブ首長国連邦・ドバイの「#BeMyGuest in Dubai」が選出。環境問題をテーマにした地球を救え!部門 supported by リンレイでは、優秀賞(環境大臣賞)にギリェルメ・ゲールの「森林」、J-WAVEアワードにパロマ・バエサの「シロクマとグリズリー」が選ばれた。

SSFF & ASIA 2018は本日から6月24日まで、東京の8会場にて開催。世界130以上の国と地域から集まった1万本超の作品から、選りすぐりの250本が上映される。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018

Shibuya Diversity Award

「ぼくとわたしの聖なる秘密」

第7回 観光映像大賞

「夢」(長崎県南島原市)

インターナショナル観光映像大賞

「Can't skip Us, Can't Skip Portugal」(ポルトガル)

インターナショナル観光映像大賞 特別賞

「#BeMyGuest in Dubai」(アラブ首長国連邦 ドバイ)

第4回ブックショートアワード

「名前って、ふたつ以上の鐘の音」

2018年 avex digital AWARD

「The Band's New Stage」

地球を救え!部門 supported by リンレイ 優秀賞(環境大臣賞)

「森林」

地球を救え!部門 supported by リンレイ J-WAVEアワード

「シロクマとグリズリー」

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