没後35年、寺山修司特集で「書を捨てよ町へ出よう」など18本上映

寺山修司の没後35年にあたり特集上映「映画監督◎寺山修司 2018」の開催が決定。4月28日より大阪のシネ・ヌーヴォ、6月2日より東京・ユーロライブで行われる。

詩人、劇作家、写真家とさまざま分野で活躍した寺山。この特集ではATG（日本アート・シアター・ギルド）で手がけた「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す」「さらば箱舟」を含む18本がラインナップに。泉鏡花の短編小説を原作とした「草迷宮」、1962年に発表された映像作品デビュー作「檻囚」などが並ぶ。また寺山による唯一の長編小説を原作とした「あゝ、荒野」前後篇も特別上映される。

同特集は6月下旬に愛知・名古屋シネマテークでも開催。料金やスケジュールの詳細は各劇場の公式サイトで確認してほしい。

映画監督◎寺山修司 2018

2018年4月28日（土）～5月11日（金）大阪府 シネ・ヌーヴォ
2018年6月2日（土）～6月7日（木）東京都 ユーロライブ
2018年6月下旬 愛知県 名古屋シネマテーク
＜上映作品＞
「書を捨てよ町へ出よう」
「田園に死す」
「さらば箱舟」
「草迷宮」
「迷宮譚」
「消しゴム」
「一寸法師を記述する試み」
「青少年のための映画入門」
「疱瘡譚」
「マルドロールの歌」
「ローラ」
「審判」
「檻囚」
「トマトケチャップ皇帝」
「ジャンケン戦争」
「蝶服記」
「書見機」
「二頭女ー影の映画」
「あゝ、荒野 前篇」※特別上映
「あゝ、荒野 後篇」※特別上映