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榮倉奈々の死んだふりに安田顕が「勘弁してほしかった」、沖縄で「妻ふり」上映

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第10回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」で行われた「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」舞台挨拶の様子。左から李闘士男、榮倉奈々、安田顕。

第10回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」で行われた「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」舞台挨拶の様子。左から李闘士男、榮倉奈々、安田顕。

第10回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」にて、本日4月21日に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の上映が沖縄・ミハマ7プレックスで行われ、キャストの榮倉奈々安田顕、監督の李闘士男が登壇した。

2010年にYahoo!知恵袋に投稿され、話題を集めた質問のコミカライズ作品を映画化した本作。死んだふりをして夫の帰りを待つ妻ちえを演じた榮倉は、上映後に登場し「今日がお客さんに観ていただくのは初となります。いかがでしたか?」と問いかけると会場からは大きな拍手が。「タイトルからは想像できないような、素敵な行間が描かれている作品」と紹介した榮倉は、自身の役柄について「死んだふりをする妻というところだけ切り取ると全く共通点はありませんが(笑)、それ以外の部分で流れてるちえさんの感情は普遍的なもので、きっと皆さんにも共感していただけると思います」と自信を持って伝える。

ちえの行動に困惑する夫じゅんに扮した安田は、死んだふりを見せられる撮影を「勘弁してほしかった」と苦い顔で振り返ると、「まあ毎日着替えるこの人(榮倉)が一番大変だったんですけど、監督を殺したくなりましたからね」と渋面のまま李を指す。続けて「でも、それだけではなく夫婦愛も描かれていて。いやーあのとき殺してやろうと思って失礼しました。素敵な映画をありがとう監督!」と手のひらを返して李を持ち上げた。

お気に入りの死んだふりを尋ねられると、李はドラキュラの仮装を挙げ「現場に入ってきた榮倉がめっちゃカッコよかった。男装の麗人って感じで」と回答し「『もうやるのいやです』って言われるんじゃないかってヒヤヒヤしましたけど、しっかりやってくれました」と榮倉をねぎらった。同じ質問に榮倉は「落ち武者をやったんですけど、メイクさんたちが時代劇も作ってる方だから完璧になっちゃって(笑)。それはちょっと専業主婦には無理なんじゃないかってことになって、パーティーグッズに変更になりました。だから私も思い入れがあります」とエピソードを披露。次に話を振られた安田は、食い気味に「さっき言った通り、お気に入りはないです」と答えながら「でもいやがってるのがうまい具合に顔に出てましたね」と結果的には満足した様子だった。

フォトセッションでは、夫婦っぽく寄り添うようにリクエストされた安田がぎこちなく榮倉の腰に手を回し、笑いが起こる場面も。最後に榮倉が「ちえさんとじゅんさん、そのほかの夫婦の人生が浮き出ていて、この映画を作った李さんは素晴らしい方だなって改めて思いました。今日気に入っていただけましたら、ぜひ公開されてからも劇場に足を運んでくださるとうれしいです」と観客に呼びかけ、イベントを締めくくった。

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」は、6月8日より全国でロードショー。

(c)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

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