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2010年にYahoo!知恵袋に投稿され、話題を集めた質問のコミカライズ作品を映画化した本作。死んだふりをして夫の帰りを待つ妻ちえを演じた榮倉は、「Yahoo!知恵袋の投稿からお話が広がるっていうのが、とても現代っぽくて面白いなって。最初はコメディかと思ったんですが、予想外の産物になりました」と作品の印象を語る。ちえの行動に困惑する夫じゅんに扮した安田は、「榮倉さんの夫役と言われたときは『やったー!』なんて思って、ストーリーは気にしてなかったんですが(笑)」と冗談を飛ばしつつも「できあがったものを観て『うわー! やられた』と思いました。いろんな夫婦の形が描かれているので、ぜひ李監督という照れ屋さんの内面を見ていただきたいですね」と李を褒めたたえた。
タイトルにちなみ“必ず”してしまうこだわりを尋ねられると、榮倉は「ないです」と断言し「性格上、『必ずしなきゃ』ってとらわれすぎると、ほかのことがうまくいかないんです」と理由を付け加える。セリフを外出先で覚える際にスマートフォンに打ち込むというこだわりを明かした安田は、「打ち間違えると間違ったまましゃべっちゃう」とあっけらかんと話した。
同じ質問にじゅんの後輩・佐野役の大谷が「家に帰って荷物をばらしたときに、物を定位置に置かないと気が済まない」と話すと、佐野の妻・由美子役の野々が「帰ったら必ずポストをのぞきます」と続き、登壇者から「それは普通!」とツッコミを受ける。「自分に郵便が届いてるってことがうれしいんです」と説明する野々に、安田は「そうなのー」と柔らかい視線を向けた。
撮影中の様子について、安田が「とにかく死んだふりするから! うんざりだったんですよ!(笑)」と声を荒げると、榮倉は「『うんざりしてるな、申し訳ないな』って思いながら死んでました」と返答。「でも、死んだあとしゃべれるのがうれしかった」と振り返る安田に、榮倉も「私も死んだあとのシーンが好きです」と同意した。
イベントの終盤には、ちえが死んだふりをする際に使用するワニも登場。李は「この映画に関わった人が次々結婚した、幸せを運ぶワニなんです」と紹介し、「上映後、皆さんも一緒に写真を撮って幸せになってください!」と観客に呼びかけた。
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」は、6月8日より全国でロードショー。
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- 「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」公式サイト
- 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか? | Yahoo!知恵袋
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