梶裕貴、のん、梅原裕一郎らAnimeJapan集結、Netflixアニメ祭で作品アピール

東京・東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2018」にて、「NETFLIXアニメ祭！スペシャルステージ」が行われた。

イベントには、Netflixで配信されているアニメーション作品「B: The Beginning」より平田広明と梶裕貴、「A.I.C.O. Incarnation」より白石晴香と小林裕介、「ソードガイ The Animation」より上村祐翔と梅原裕一郎、「この世界の片隅に」よりのんが参加。各作品の内容に絡めた質問とともにトークが展開された。

「B: The Beginning」で体を異形に変えることのできる男・黒羽を演じた梶は「変身する能力があったら？」という質問に「声を変えるのは限界があって。ほかの声優さんの声になれたらいいなって思います。平田さんの声になってみたい！」と回答。それに「嘘!?」とおどける平田は「俺だったらがんもどきかな。ほかのおいしさを吸収していくから」、続くのんは「私は富士山。日本一で派手で、素敵だなって」と個性的な答えを披露した。

また「この世界の片隅に」が口コミなどを通じて多くの人へと広まったことについて、のんは「すずさんはおいしいごはんを食べて幸せそうにしたり、まずいごはんを食べてがっかりしたりします。そういうことって幸せだなあって感じられる作品。どんな方でも響くのかなと」とその魅力を分析。さらに「アフレコ1日目に、片渕（須直）監督が集中して休憩もなしで一気に進めていて。私はお昼休憩があるって勝手に思っていたから、監督の気合いがすごいなって思っていました。でも、はっと気付いたら、監督がブースでおにぎりを食べてた。それが忘れられないです（笑）」と収録の思い出を振り返る。

近未来の日本が舞台の「A.I.C.O. Incarnation」に絡めた「今から19年後の未来はどうなってほしい？」という質問には、小林が「VR技術がどんどん向上して、その世界に自分が入り込めるような技術ができたらいいなって思います。楽しそう！」と声を弾ませた。上村は「何次元まで行けるんだろうって思いますね。VRは3次元ですが、4次元に行きたいです」とさらに大きな夢を口にする。

「ソードガイ The Animation」は、伝説の日本刀を義手として身に着ける男の運命を描く物語。「あなたにとって最強の武器は？」と尋ねられると、梅原は「仕事をするうえで、オンとオフを切り替えられること。便利です」と返した。しかし意外な弱点があるようで、「忘れ物が多いんですよ。実は今日はホテルから来ましたが、昨日着てきた服を全部ホテルに忘れてきました。用意していただいた衣装を着て、脱いだ服を忘れてしまった（笑）」と告白。白石は「強い心が欲しいです！ あと引っ越したいので、荷物を一気に動かせるものがほしい」と発言するも、回答が的外れだと登壇者からツッコミまれ、「欲しい武器だと思ってた！」と照れていた。

「AnimeJapan 2018」は明日3月25日まで開催。Netflixオリジナルアニメの世界を体験できるブースも出展されている。