年が離れた弟・虎太郎の面倒を見る兄の竜一が、子供を持つ教師のために学園内に設けられた保育ルームで“ベビーシッター部”の活動に勤しむアニメ「学園ベビーシッターズ」。とびきりかわいいベビーズと、それを取り巻く人たちが織りなすストーリーに、癒され、ホロリと涙し、元気をもらえる視聴者も多いことだろう。
コミックナタリーではアニメ「学園ベビーシッターズ」のDVD / Blu-ray4巻、5巻の特典映像として収録される、鹿島竜一役の西山宏太朗と狼谷隼役の梅原裕一郎のベビーシッター体験の現場に密着。西山と梅原は、「学ベビ」のベビーズのような1~4歳の子供5人と仲良くなれるのか。特典映像の一部を、たっぷりの写真と文章でレポートする。特集の最後には、西山と梅原からのコメント動画も用意しているのでお見逃しなく。
取材・文 / 松本真一 写真・動画 / 高原マサキ
- テレビアニメ「学園ベビーシッターズ」第1巻
- 発売中 / バンダイビジュアル
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特装限定版 [Blu-ray]
7344円 / BCXA-1351特装限定版 [DVD]
6264円 / BCBA-4897
- 収録話数
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- 1・2話
- 封入特典
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- 特典ドラマCD feat. 鹿島虎太郎&鹿島竜一 「赤ずきん」
出演:古木のぞみ・西山宏太朗・小野大輔
童話をテーマにしたミニドラマとキャストコメントを収録。 竜一に「赤ずきん」の絵本を読んでもらった虎太郎。赤ずきんちゃんのように、風邪をひいた理事長の見舞いに行くと言い出して……。 - 原作者・時計野はり描き下ろしイラストシート
- ライナーノート「もりのみやほいくるーむ日誌」
西山宏太朗(鹿島竜一役)&古木のぞみ(鹿島虎太郎役)のインタビューを収録。
- 特典ドラマCD feat. 鹿島虎太郎&鹿島竜一 「赤ずきん」
- 映像特典
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- ひょろっと男子「おしえてョ」振りつけ講座&メイキング映像
このベビーシッター体験の映像特典収録!
- テレビアニメ「学園ベビーシッターズ」第4巻
- 2018年6月22日発売 / バンダイビジュアル
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特装限定版 [Blu-ray]
7344円 / BCXA-1354特装限定版 [DVD]
6264円 / BCBA-4900
- 収録話数
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- 7・8話
- 封入特典
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- 特典ドラマCD feat. 熊塚奇凛&猪又まりあ「シンデレラ」
出演:小原好美、明坂聡美、西山宏太朗
童話をテーマにしたミニドラマとキャストコメントを収録。 - 原作者・時計野はり描き下ろしイラストシート
- ライナーノート「もりのみやほいくるーむ日誌」
小原好美(熊塚奇凛)、本渡楓(猿渡美鳥・牛丸雪)、明坂聡美(猪又まりあ)のインタビューを収録。
- 特典ドラマCD feat. 熊塚奇凛&猪又まりあ「シンデレラ」
- 映像特典
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- 学ベビ特別企画!西山宏太朗&梅原裕一郎のベビーシッター体験[前編]
ロケ地であるカフェに到着した西山と梅原は、「RYUICHI」「KAMITANI」とプリントされたエプロンを着用し、まずはオープニング映像の撮影。
西山はカメラの前で、子供がいる友人に聞いたという“子供と確実に仲良くなれる”作戦を披露した。それは「困ったら子供と目を合わせて『イエーイ!』ってハイタッチする」というものだ。これには梅原も「本当かなあ(笑)」と疑問の表情。2人と子供たちはもちろんのこと、子供同士もそれぞれ初対面なうえ、さらにスタッフに囲まれてカメラも回っている状況で、みんなは仲良くなれるのか?
今回のロケ地となった東京・浅草のぱんだカフェは、1階がレストラン、2階の全面がキッズスペースとなっているお店。さまざまなおもちゃが用意されている2階では、西山と梅原が訪れる少し前から、5名の子供が遊んでいた。
この日集まってくれたのは、いくまくん(4歳)、たくとくん(3歳)、あらたくん(3歳)、そしてりんちゃん(4歳)とつむぐくん(1歳)の姉弟の計5名。彼らが思い思いに遊んでいると、そこに2人の新人ベビーシッター・西山と梅原が登場した。
まず西山が「お兄さんの名前は西山宏太朗っていいます。『こうちゃん』って呼んでください」と自己紹介するも反応なし。西山は「(耳に手をあてながら)Say?」「せーので言ってみようか、せーの!」と煽るも、子供たちは照れ屋さんなのか、少し笑う程度だった。初対面の壁は厚い。
梅原が「僕の名前は梅原裕一郎です。『うめちゃん』って呼んでね」と続くも、恥ずかしがる子供たちから「いやだ(笑)」と返されてしまう。
今度は2人から「みんなの名前も教えてくれる?」と聞くターンとなったが、子供たちは「教えなーい」「ひみつー!」と回答。「学ベビ」の隼であれば子供たちにゲンコツをくれていてもおかしくない状況だが、西山と梅原は負けじと笑顔で仲良くなろうと子供に近寄り、座って目線を合わせて個別に名前を聞く作戦にスイッチ。これが功を奏したのか、まずは、たくとくんが名前を教えてくれた。さらに、そこに駆け寄ってきた最年長のいくまくんも、なぜか変顔をしながら自分の名前をアピール。西山はうれしそうに「ありがとう、教えてくれて」と頭をなでていた。
このあたりから緊張が解けたのか、子供たち側からちょっかいを出してくるように。また、積極的にコミュニケーションを取る西山に対して、子供たちの行動を優しく見守る梅原という2人のスタイルの違いも見え始めた。
それぞれが個別に絵本や滑り台などで楽しんだあと、ここで子供たち全員にあるブームが訪れる。それは……カゴ。ぬいぐるみなどがまとめて入っていた、大きめのカゴである。カゴに入ったあらたくんを梅原が持ちあげたところ、彼は大喜び。さらにほかの子供たちも「やりたい、やりたい!」とテンションが上がり、西山も持ち上げに参加。ここでかなり友好関係を築くことに成功したが、何度も子供を持ち上げた梅原は「そろそろお兄さんの腰が爆発しそう(笑)」と漏らしていた。
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西山がハイタッチにチャレンジ……成功なるか!?
2018年4月2日更新