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「あゝ、荒野」の“挑戦”がデジタルコンテンツ賞で受賞、菅田将暉「ありがたい限り」

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左から岸善幸、理事長の襟川恵子、菅田将暉。

左から岸善幸、理事長の襟川恵子、菅田将暉。

デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'17 / 第23回AMDアワードの授賞式が、本日3月12日に東京・明治記念館で行われ、AMD理事長賞を受賞した「あゝ、荒野」の主演・菅田将暉と監督・岸善幸が出席した。

2017年に日本国内で発売・発表され、デジタルメディアにて表現されたコンテンツおよびサービスの中から優れたものに授与される同賞。寺山修司の長編小説を現代によみがえらせた「あゝ、荒野」は、実写映画として初めて劇場・配信・DVD同時ウインドウ公開を試みるという挑戦的な公開手法や大胆な企画力が評価され、今回の受賞に至った。第41回日本アカデミー賞で菅田が最優秀主演男優賞に選ばれるなど、本年度の映画賞を席巻していることも選考理由となっている。

菅田は「劇場公開、DVD化、配信を同時に行うこのシステムを、最初は個人的に『どうなのかな?』と思っていました。やっぱり映画は映画館で観るものだと思っていましたし」と吐露。「でも観たくても観られない人のことを思うと、新しい時代の1つのエンタテインメントのあり方なのかなと思いました」と続け、「まさかこんなハードな作品が……DVDなんてR18ですから(笑)。本当にありがたい限りです」と感謝を伝える。岸は「この賞をいただけたのはスタッフ、キャスト一丸となって作った結果です。本来なら劇場公開の映画として賞をいただけるだけでもうれしいのに、そこにまたこうして賞をいただけるなんて。またここに呼んでいただけるように新しい挑戦をしていきたいです」と決意を口にした。

なお大賞 / 総務大臣賞はNintendo Switchが受賞。優秀賞にはAbemaTV、安室奈美恵「Finally」、フリー素材アイドル・Mika+Rika、VR ZONE SHINJUKUなど、審査員特別賞にはバラエティ番組「池の水ぜんぶ抜く大作戦」が選ばれた。

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