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“想定外”が武器「池の水ぜんぶ抜く」に特別賞、ココリコ田中も約20万個の池に意欲

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賞を受け取るココリコ田中(左)。

賞を受け取るココリコ田中(左)。

テレビ東京が制作するバラエティ「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」が、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'17 / 第23回AMDアワード」において審査員特別賞を受賞した。

日本全国の汚染された池を調査する人気シリーズ「池の水ぜんぶ抜く大作戦」。好評を博して4月改編にて月1回のレギュラー放送になることが決まっている。授賞式にはロンドンブーツ1号2号・田村淳と共に番組MCを務めているココリコ田中と、プロデューサーの伊藤隆行氏、総合演出の内田拓志氏が登壇した。伊藤氏は「このような素晴らしい賞をいただきまして戸惑っております(笑)。ただ面白がって池の水を抜いてみたら想定外のものしか出てこなかった。その想定外というところが魅力に映ったのかもしれません。今後のテレビに対して、作り物だけではなく想定外を武器に思い切って挑んでくことをがんばってくれと、この賞に言われているような気がしています」と語っている。

田中は「素敵な賞をありがとうございます。約1年前にマネージャーさんから『池の水を抜くだけの2時間番組です』と聞かされました。企画書が紙切れ1枚だったんです。その紙も半分くらいしか埋まってない、本当にシンプルな企画書だった(笑)。けれどそのシンプルさがこの番組の一番の魅力なのかなと改めて思いながら参加させて頂いています。現場にいる演者さん、スタッフさん、そして参加してくださっている地域の方々、みんながそこで初めて同じ体験をするライブ感も魅力です」と肌で感じた番組の特色を説明。また「僕は生き物も好きなんですが、この番組を通して外来種がたくさんいることも知りました。外来種自体に悪意はなくて、そういったことを視聴者の方に知っていただく機会になる意味でも大きな番組なのかなと思う」と注目度が高まるにつれ使命感を覚えているのだと語気を強める。そして最後には「聞くところによると日本には約20万個の溜め池があるといいます」と気の遠くなる数字を明かして会場の笑いを誘い、「1つひとつ丁寧に抜いていきたいと思っています」と抱負を述べた。

「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'17 / 第23回AMDアワード」は2017年に日本国内で発売・発表され、デジタルメディアにて表現されたコンテンツおよびサービスの中から優れたものを表彰。「池の水ぜんぶ抜く大作戦」は「得体の知れないものやいるはずのない外来種が大量に存在していた全国の池を、水を抜くという行為で高視聴率番組にした。今では自治体から多数のSOS要請が舞い込み、地域では学生や住民を巻き込んだ盛り上がりを生み出している。企画に保険をかけない大胆さで、テレビ界に新風を巻き起こした発想力と実現力を高く評価」との理由で受賞に至った。

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