松坂桃李が“童貞”から1日半で“娼夫”へ、「娼年」の過酷な撮影を振り返る

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娼年」の主演を務める松坂桃李からコメントが到着した。

「娼年」新場面写真

「娼年」新場面写真

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「娼年」ポスタービジュアル

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石田衣良の小説をポツドールの三浦大輔が映画化した本作では、女性専用コールクラブ・パッションで働くことになったリョウこと森中領が成長していくさまが描かれる。

「娼年」新場面写真

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本作で“娼夫”リョウを演じた松坂は、宮藤官九郎が脚本を手がけた2016年のドラマ「ゆとりですがなにか」では、童貞の小学校教師・山路一豊を演じた。そして2017年7月に放送されたスペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」がクランクアップしたわずか1日半後、「娼年」の撮影に参加。“童貞”から“娼夫”に1日半でシフトチェンジしたことについて「(『娼年』の)舞台をやっていたので、リョウがすでに自分の中にあったのが大きかったです。流れも把握していましたし。だからこれだけ濃い作品に1日半でクランクインできたのだと思います」と語った。

「娼年」

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さらに松坂は「その1日半の間に渋谷に移り住んで、環境を変えたんです。(約3週間の)撮影期間中はずっと渋谷のビジネスホテルに住んでいました」と話し、その理由を「その日の撮影での熱量を次の日も冷まさない状態に保ちたかったのですが、家に帰ると好きなマンガやゲームがあってリフレッシュしてしまうので、半ば強制的に自分を追い込むためです。撮影場所も渋谷が多かったですし」と説明する。そして「自宅から通ったら、現場に行っていなかったかもしれません。撮影があまりに過酷で……。この作品を身近なところに置く。それが重要でした」「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と振り返った。

「娼年」は4月6日より東京・TOHOシネマズ 新宿ほかにて全国ロードショー。

※「娼年」はR18+指定作品

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(c)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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