第68回ベルリン映画祭、金熊賞はルーマニアの監督による「Touch Me Not」

2

82

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 24 48
  • 10 シェア

第68回ベルリン国際映画祭の授賞式が、ドイツ現地時間2月24日に行われた。

第68回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「Touch Me Not(原題)」の監督アディナ・ピンティリエ。

第68回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「Touch Me Not(原題)」の監督アディナ・ピンティリエ。

大きなサイズで見る(全3件)

「犬ヶ島」ビジュアル

「犬ヶ島」ビジュアル[拡大]

コンペティション部門の最高賞にあたる金熊賞は、ルーマニアのアディナ・ピンティリエが監督と脚本を担当した「Touch Me Not(原題)」が受賞。銀熊賞の審査員グランプリは「君はひとりじゃない」で知られるポーランド人監督マウゴジャタ・シュモフスカの「Mug(英題)」に与えられ、日本を舞台にした「犬ヶ島」のウェス・アンダーソンが監督賞に選ばれた。

またパラグアイ出身のマルチェロ・マルティネッシ監督作「The Heiresses(英題)」が同じく銀熊賞のアルフレッド・バウアー賞に輝いたほか、同作主演のアナ・ブルンが最優秀女優賞を獲得。最優秀男優賞は「The Prayer(英題)」のアンソニー・バジョンに授与された。主な受賞結果は以下の通り。

「リバーズ・エッジ」本ビジュアル (c)2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

「リバーズ・エッジ」本ビジュアル (c)2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社[拡大]

なお日本から出品された「リバーズ・エッジ」はパノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞した。行定勲が監督を務め、二階堂ふみ吉沢亮が共演している同作は全国で上映中だ。

第68回ベルリン国際映画祭 主要部門受賞結果一覧

金熊賞

「Touch Me Not(原題)」

銀熊賞 審査員グランプリ

「Mug(英題)」

銀熊賞 監督賞

ウェス・アンダーソン「犬ヶ島」

銀熊賞 アルフレッド・バウアー賞

「The Heiresses(英題)」

銀熊賞 最優秀女優賞

アナ・ブルン「The Heiresses(英題)」

銀熊賞 最優秀男優賞

アンソニー・バジョン「The Prayer(英題)」

銀熊賞 脚本賞

マヌエル・アルカラ、アロンソ・ルイス・パラシオス「Museum(英題)」

銀熊賞 芸術貢献賞

エレナ・オコプナヤ「Dovlatov(原題)」

この記事の画像(全3件)

読者の反応

  • 2

るーでぃ @wahoo067

めも。
https://t.co/FJzYplOxOh

コメントを読む(2件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 犬ヶ島 / リバーズ・エッジ / ウェス・アンダーソン / アロンソ・ルイスパラシオス / 行定勲 / 二階堂ふみ / 吉沢亮 / マウゴジャタ・シュモフスカ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。