第68回ベルリン映画祭、金熊賞はルーマニアの監督による「Touch Me Not」

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第68回ベルリン国際映画祭の授賞式が、ドイツ現地時間2月24日に行われた。

第68回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「Touch Me Not(原題)」の監督アディナ・ピンティリエ。

第68回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「Touch Me Not(原題)」の監督アディナ・ピンティリエ。

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「犬ヶ島」ビジュアル

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コンペティション部門の最高賞にあたる金熊賞は、ルーマニアのアディナ・ピンティリエが監督と脚本を担当した「Touch Me Not(原題)」が受賞。銀熊賞の審査員グランプリは「君はひとりじゃない」で知られるポーランド人監督マウゴジャタ・シュモフスカの「Mug(英題)」に与えられ、日本を舞台にした「犬ヶ島」のウェス・アンダーソンが監督賞に選ばれた。

またパラグアイ出身のマルチェロ・マルティネッシ監督作「The Heiresses(英題)」が同じく銀熊賞のアルフレッド・バウアー賞に輝いたほか、同作主演のアナ・ブルンが最優秀女優賞を獲得。最優秀男優賞は「The Prayer(英題)」のアンソニー・バジョンに授与された。主な受賞結果は以下の通り。

「リバーズ・エッジ」本ビジュアル (c)2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

「リバーズ・エッジ」本ビジュアル (c)2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社[拡大]

なお日本から出品された「リバーズ・エッジ」はパノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞した。行定勲が監督を務め、二階堂ふみ吉沢亮が共演している同作は全国で上映中だ。

第68回ベルリン国際映画祭 主要部門受賞結果一覧

金熊賞

「Touch Me Not(原題)」

銀熊賞 審査員グランプリ

「Mug(英題)」

銀熊賞 監督賞

ウェス・アンダーソン「犬ヶ島」

銀熊賞 アルフレッド・バウアー賞

「The Heiresses(英題)」

銀熊賞 最優秀女優賞

アナ・ブルン「The Heiresses(英題)」

銀熊賞 最優秀男優賞

アンソニー・バジョン「The Prayer(英題)」

銀熊賞 脚本賞

マヌエル・アルカラ、アロンソ・ルイス・パラシオス「Museum(英題)」

銀熊賞 芸術貢献賞

エレナ・オコプナヤ「Dovlatov(原題)」

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るーでぃ @wahoo067

めも。
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