ベルリン金熊賞受賞「タッチ・ミー・ノット」公開、マイノリティの性を描く

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第68回ベルリン国際映画祭で最高賞にあたる金熊賞、最優秀新人作品賞を受賞した「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」が6月6日に公開決定。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、封切り日同日からWebサイト“仮設の映画館”でデジタル配信される。

「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」ビジュアル

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「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」

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ルーマニア出身のアディナ・ピンティリエの長編監督デビュー作となる本作は、障害者やトランスジェンダーなど、マイノリティと呼ばれる人たちの性にスポットを当てた作品。人に触れられることに拒否反応を起こす精神的な障害を抱えたローラは、ある日、病院で患者同士がカウンセリングする不思議な療養を目撃する。全身の毛がないトーマスなどさまざまな症状を抱える人たちが、互いの体に触れ合う姿を観察する中で、自分と同じような孤独感を持つトーマスに惹かれていくローラ。そして、トーマスに導かれるように秘密のナイトクラブへ入った彼女は、そこで欲望のままに癒やし合う群衆を目の当たりにする。

「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」

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ローラを「お家に帰りたい」のローラ・ベンソン、トーマスを「ブレードランナー 2049」のトーマス・レマルキスが演じ、脊髄性筋萎縮症を抱えるクリスチャン・バイエルラインが共演に名を連ねた。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。

「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」は東京のシアター・イメージフォーラムでロードショー。そのほかの劇場でも順次公開される。なお本作を支援するクラウドファンディングがMotionGalleryで実施中だ。

※「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」の劇場公開は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
※「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」はR18+指定作品

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(c)Touch Me Not - Adina Pintilie

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