「ボス・ベイビー」ムロツヨシのハマり具合に山寺宏一が太鼓判「舞台版できる」

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ボス・ベイビー」の日本語吹替版完成報告会が、本日2月7日に東京のザ・ペニンシュラ東京で行われ、ボス・ベイビー役のムロツヨシ、ティム役の芳根京子、フランシス・フランシス役の山寺宏一らが出席した。

「ボス・ベイビー」日本語吹替版完成報告会にて、左から石田明、乙葉、ムロツヨシ、芳根京子、山寺宏一。

「ボス・ベイビー」日本語吹替版完成報告会にて、左から石田明、乙葉、ムロツヨシ、芳根京子、山寺宏一。

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大きな椅子に腰掛けるムロツヨシ。

大きな椅子に腰掛けるムロツヨシ。[拡大]

本作は、見た目は赤ん坊だが知能は大人の“ボス・ベイビー”と、彼の兄となった7歳の少年ティムの姿を描いたコメディアニメ。“ボス”に声を当てたムロは自分だけ特別に立派な椅子を用意され、わざと深く腰掛けて周りから「偉そう!」とツッコまれつつ、「これは1人の男の子がお兄ちゃんになるまでの物語。そして1人の赤ちゃんが仕事や地位や名誉じゃなく家族を選ぶ物語です」と作品に込められたメッセージをアピールする。

左からムロツヨシ、山寺宏一、芳根京子。

左からムロツヨシ、山寺宏一、芳根京子。[拡大]

声優に初挑戦したムロと芳根は、「怖くて感想を聞けません」と言って山寺のほうに視線を向けられない様子。山寺は「言っちゃっていいんですか? ……素晴らしかったです!」と大絶賛で、「ムロさんは今、日本一面白い俳優。うまい人は何やっても面白い。悔しいくらい」と次々と称賛の言葉を繰り出す。「舞台版『ボス・ベイビー』だったらちょっとメイクすればそのままできそう。ちゃんと自分のものになさっている」と手放しで褒めたたえる。

芳根京子

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続いて山寺は「僕、今『海月姫』にハマっていて(笑)」と芳根が出演中のドラマを挙げつつ、「女性が男性の役をやるってそんなに簡単なことじゃない。これからどんどん(声優業を)やられるんじゃないかな。声優たちがビビってると思いますよ」と期待の言葉をかけ、芳根を「初めてだから何が正解かわからない中やっていたので……うれしいです!」と安心させた。

ムロは山寺が吹き込んだセリフについて「もうね、吹替じゃないの! 山寺さんの声は、その人なの! 僕らはまだ吹き替えてる。でも山寺さんは吹き替えていない!」と演技のすさまじさを登壇者たちに伝える。さらに「(セリフは)秒数も文字数も決まってるんですよ。私は足すから怒られるんです。『もう(キャラクターの)口、動いてないですよ!』って」とぼやくムロに、山寺は「それってベテランの域ですよ! 僕はそこまで行ってないですもん。ムロさんには自由にやらせてあげればいいのに!」と壇上からスタッフに向けて訴えた。

左から石田明、乙葉、ムロツヨシ。

左から石田明、乙葉、ムロツヨシ。[拡大]

また本日の報告会にて、ティムの両親の日本語吹替を乙葉石田明NON STYLE)が担当していることが明らかに。プライベートでも母親・父親である2人。子守唄を歌うシーンに関しては、石田が「難しいんですよ!」と述懐。「正直に言います。後日、録り直しがありました」と打ち明けるも、山寺からは「オリジナルかと思うくらいだった!」と声がかかる。また乙葉が「夫婦でよく子守唄を歌っていたので懐かしくて。家でも練習に付き合ってもらいました」と明かすと、ムロや山寺に「超いい家族じゃないですか!」「そっちのバージョンが聴きたかったな」と口々に言われ、石田は「おいおい!」と嘆いていた。

「ボス・ベイビー」は3月21日より全国でロードショー。

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読者の反応

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ひろこばぁちゃん @hirokobachan

「ボス・ベイビー」ムロツヨシのハマり具合に山寺宏一が太鼓判「舞台版できる」 - 映画ナタリー
普段は字幕版を観るのが定番なのですが、今回はムロさんの声が聴きたくて吹き替え版を観るのが待ち遠しい私です😍 https://t.co/UdNrUlQ8hv

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