桐谷健太と入江悠の“代表作”「ビジランテ」本日公開、大森南朋が撮影回想

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ビジランテ」の初日舞台挨拶が本日12月9日、東京・テアトル新宿にて行われ、キャストの大森南朋鈴木浩介桐谷健太篠田麻里子、監督の入江悠が登壇した。

「ビジランテ」初日舞台挨拶の様子。左から篠田麻里子、鈴木浩介、大森南朋、桐谷健太、入江悠。

「ビジランテ」初日舞台挨拶の様子。左から篠田麻里子、鈴木浩介、大森南朋、桐谷健太、入江悠。

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「ビジランテ」ポスタービジュアル (c)2017「ビジランテ」製作委員会

「ビジランテ」ポスタービジュアル (c)2017「ビジランテ」製作委員会[拡大]

本作は、父の死をきっかけに再会した3兄弟の葛藤と衝突を描いたバイオレンスノワール。高校時代に失踪し30年ぶりに帰ってきた長男・一郎を大森、市議会議員の次男・二郎を鈴木、デリヘルの雇われ店長として働く三男・三郎を桐谷が演じ、二郎の妻・美希に篠田が扮した。

「ビジランテ」初日舞台挨拶の様子。

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桐谷は「自分の代表作ができたと感じています。絶望的にカッコいい映画になりました」と自信をのぞかせる。その後も「僕の代表作」「絶望的にカッコいい」を連発する桐谷。その姿を見た大森は鈴木に対して「(あの言葉)しっくりきてる?」と冗談交じりに聞き、観客を笑わせる。続けて大森は「2人とも知り合いで、まさか兄弟役ができるとは思ってなかった。現場は楽しかったです」と鈴木と桐谷の共演を喜ぶ。

左から篠田麻里子、鈴木浩介、大森南朋、桐谷健太、入江悠。

左から篠田麻里子、鈴木浩介、大森南朋、桐谷健太、入江悠。[拡大]

今回オリジナル脚本を映画化した入江も「僕の代表作になった」とコメント。途中で企画が頓挫しかけたことがあったと言う入江は「僕、子供の頃から人前で泣いたことなかったんです。そのとき初めて泣きました。銀座の街を泣きながら歩きました。だから完成できて感慨無量です」と作品への強い思いを明かした。

篠田麻里子

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大森から鈴木とのカーセックスのシーンはどうだったかを聞かれた篠田が「2017年の仕事始めだったんです」と答えると、登壇者たちに驚きが広がる。入江は「おこがましいですけど、篠田さんのこれまでやってきたことがこの役だったら120%出せると思ってました。だから駄目出しをガンガンしました」と撮影を振り返る。

左から鈴木浩介、大森南朋、桐谷健太。

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MCから印象に残ったシーンを聞かれた大森が「真冬の川での撮影が心配でした。心臓止まっちゃったらどうしようと思って」と返すと、鈴木は「監督が『川のシーンを綿密にリハーサルして、10分なら大丈夫という結論に至った』とどこかに書いていたんですが……あれは3分が限界です!」と重ね、入江を苦笑いさせる。同じ質問に桐谷は「スケジュールがタイトな分、撮影期間は自分でいるより三郎としている時間のほうが長かった。だから全部が強く印象に残っている」と熱く答えた。

※「ビジランテ」はR15+指定作品

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篠田麻里子 @mariko_dayo

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