「全員死刑」監督・小林勇貴を白石和彌と白石晃士が絶賛

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全員死刑」のトークイベントが11月14日に東京都内で行われ、監督の小林勇貴、ゲストの白石和彌、洋泉社の編集者・田野辺尚人が登壇した。

左から白石晃士、小林勇貴、白石和彌。

左から白石晃士、小林勇貴、白石和彌。

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「全員死刑」ポスタービジュアル

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本作は、被告である一家4名全員に死刑判決が下った強盗殺人死体遺棄事件と、同事件について書かれた書籍をもとにしたもの。間宮祥太朗が加害者一家の次男・タカノリを演じた。

イベントは、11月17日に発売される小林の自叙伝「実録・不良映画術」についてのトークからスタート。田野辺は「ぜひ買ってお読みなさい、と申したい。小林勇貴がどうやって映画を作ってきたのか、この本を読めば全部わかります」とアピールする。著者の小林も「めちゃくちゃ楽しかったです。すごくいいタイミングで書かせてもらえて、ラッキーでしたね」と手応えを語った。

左から白石晃士、白石和彌。

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監督作「彼女がその名を知らない鳥たち」が公開中で、2018年に「サニー/32」「孤狼の血」の封切りを控える白石和彌は、「全員死刑」について「今まで小林監督がやってきた自主映画とは明らかに違うステージ。自主映画からプロの世界に入ってうまくいくパターンもあれば失敗するパターンもあるので、若干危惧はしていたんですけど、やっぱりプロデューサーの西村(喜廣)さんをはじめとする皆さんがうまくやってくれたんでしょうね」とコメント。「小林監督が堂々とした振る舞いでやっていたんだなということが、映画を観ていても感じられたのでうれしかったですね。僕も原作は読んでいて、こんなどうしようもない人たちをどう映画にするんだろうと思っていたんですけど、うまくやりきって成立させていた。本当に勢いがあるな、と思いました」と絶賛する。

左から白石晃士、白石和彌、小林勇貴。

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イベントには、「不能犯」の公開を2018年2月に控える白石晃士もサプライズゲストとして登場。「全員死刑」の感想を尋ねられると、「(小林は)今27歳ですよね。(スティーヴン・)スピルバーグが『ジョーズ』を撮った歳。単純にうらやましいです。小林監督は人徳というかマンパワーというか、周りの人たちを巻き込んで映画を作ることができるからすごい。そして、それを映画に反映させている。あと、映画の冒頭がとにかくエロイな、と。ヒロインがとにかくかわいかったので、いきなりあんなかわいい女の子と仕事ができるなんてうらやましいなと思いました」と答えた。

最後に、小林は「皆さん、本当にありがとうございます」と感謝。「何度でも映画を観に来てください。何度でもぶっ殺(さら)います!」と自信たっぷりにイベントを締めくくった。

「全員死刑」は11月18日より全国でロードショー。

※「全員死刑」はR15+指定作品

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(c)2017「全員死刑」製作委員会

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tAk @mifu75

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