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日活ロマンポルノリブートBD BOX発売、監督&キャストのコメントが到着

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「ロマンポルノリブートプロジェクト」のBlu-ray BOXが本日9月2日に発売。このたび監督およびキャスト陣からコメントが到着した。

「ロマンポルノリブートプロジェクト」は、日活ロマンポルノの製作開始45周年を記念し行定勲塩田明彦白石和彌園子温中田秀夫が同一条件のもと新作映画を制作した企画。Blu-ray BOXには行定の「ジムノペディに乱れる」、塩田の「風に濡れた女」、白石の「牝猫たち」、園の「ANTIPORNO」、中田の「ホワイトリリー」が収録されている。

行定は「僕がすごく気になっているのは、これってポルノじゃないですか。男の人が、このDVDを観て自慰してくれるのかなと。アダルトビデオの場合は、脳内で自分の妄想につなげているんだと思うんです。でもこの作品はどう考えても客観なんですよね。だから板尾さんと女性がまぐわっているような演技に興奮するのか気になりますね。自慰してほしいです」とコメント。また板尾創路は「ジムノペディに乱れる」で主演を務めたことに関して「ヘリコプターでエベレストの頂上に連れてきてもらったくらいの贅沢感です」と述べている。

園は「ANTIPORNO」について「ヨーロッパで上映した際も賛否両論あり、物議を醸しだした作品。まあ、認めがたい映画って最高だと思っているから、それはそれで素晴らしいなって思っている。どんどんけなしてほしい」とつづる。同作のキャストである筒井真理子は「いろんな方に、真っ白な気持ちで浴びるように観てもらえたら、体感してもらえるといい作品だと思うんです。ロマンポルノをすごくリスペクトして観に来た方の中にも素晴らしかったという人もいるし、分からなかったという人もいる。大きく捉えて観てほしいですね」とコメントを寄せた。

また9月9日には、東京・LOFT9 Shibuyaでイベントが開催され、行定と板尾がトークを繰り広げるほか、監督5人によるサイン入りグッズが当たる企画も実施される。現在イープラスにてチケット販売中。なお18歳未満は入場できないので注意してほしい。

行定勲 コメント

僕がすごく気になっているのは、これってポルノじゃないですか。男の人が、このDVDを観て自慰してくれるのかなと。アダルトビデオの場合は、脳内で自分の妄想につなげているんだと思うんです。でもこの作品はどう考えても客観なんですよね。だから板尾さんと女性がまぐわっているような演技に興奮するのか気になりますね。自慰してほしいです。
今日はこの人で観ようとか、いろんなタイプの女優さんが出ているから、6人体験できるというのは非常にいいと思いますよ。
女性はアダルトビデオ的に、興奮の中に妄想を直結させて観られるかもしれないですね。アダルトビデオは男が妄想するように作られていますけど、女性が妄想するものはあまりない。かといって男性の裸を見ても、たぶん女性は喜ばないのでシチュエーションが必要になってくる。だからこの作品で、自分の妄想とつなげてほしいです。こういうダメな男に惹かれるのよねって。

板尾創路 コメント

「ジムノペディに乱れる」に出演したことについて

いまだに信じられないです。日活ロマンポルノは本当にロマンですよ。ベネチアに行きたいとか、アフリカの密林に行きたいとか、エベレストに登ってみたいといった男のロマンと同じ。エベレストの山頂に負けていないくらいのロマンです。そこに主演できたということは、ヘリコプターでエベレストの頂上に連れてきてもらったくらいの贅沢感です。

塩田明彦 コメント

ロマンポルノを5人の監督でリブートしたことについて

ロマンポルノをリブートするには、なにかしらの理由付けが必要だと思いました。そのために5人の監督たちを同一条件で競わせてお祭り感を出すというのは面白いなと。参加した監督がそれぞれ全く毛色の違う作品を作って、それぞれ全く違う才能のスタッフやキャストが集まって、作品が世に出て行く。これは素晴らしいことですよね。

間宮夕貴 コメント

特に覚えているシーンやお気に入りのシーンについて

体力的にはご飯を食べながらのセックスシーンがすごくキツかったので、よく覚えています。夜中の3時とかに撮影していて、体力を振り絞ってやりました。女性の友達は、みんなあそこがお気に入りだと言っています。永岡さんの背筋がかっこいいという理由で。

永岡佑 コメント

特に覚えているシーンやお気に入りのシーンについて

僕はサーファーを真ん中に、汐里と高介がいて、3人が並んでいるシーンが好きですね。あの3人の後ろで何かうごめいているものがたくさんある感じ、微妙な距離感が好きです。

白石和彌 コメント

「牝猫たち」について

光を意識して作ったのですが、この寂しい人たちを光が包み込んでくれればいいなと。こういう風景を一度観ておくと、ひとりで街を歩いたときに、普段見慣れているはずの街も変わって見えてくるのではないですかね。

井端珠里 コメント

「牝猫たち」について

女性をどう扱うかの教科書にもなるかもしれませんね。女の子たちは、強いんじゃなくて、弱いからこそ強くならざるを得ないというか。社会で生きていくなかで、こうなっていくんだということを、感じていただけると嬉しいです。

真上さつき コメント

「牝猫たち」について

ずっとそばに置いておけるものになるので、DVD化されてとても嬉しいです。コメンタリーを収録していて、改めて2度3度、4度観ても楽しめるな、新たな発見があるなと思ったので、ぜひ手元に置いてほしいです。

美知枝 コメント

「牝猫たち」について

最近、オリジナルの映画があまりなくて、原作ものとか漫画とか。今回のような作品は見にくいと言われてしまうのではと考えていたんです。でもみんなしっかり観てくださっていて。気づかないようなことも深く観ていてくださっていた。いろんな人に観てほしいです。

園子温 コメント

「ANTIPORNO」について

ヨーロッパで上映した際も賛否両論あり、物議を醸しだした作品。まあ、認めがたい映画って最高だと思っているから、それはそれで素晴らしいなって思っている。どんどんけなしてほしい。

冨手麻妙 コメント

「ANTIPORNO」に出演したことについて

ひとつの目標を達成できた作品です。園さんの作品で主役をやりたいという目標が叶えられた。今回の役はすごく自分に近しいものを感じて自分自身をむきだしにしたような感じだったので、今度は自分とは全く違う生き物も演じられるようにならなきゃいけない。だから本当にスタートラインに立った作品になったと思います。

筒井真理子 コメント

「ANTIPORNO」について

いろんな方に、真っ白な気持ちで浴びるように観てもらえたら、体感してもらえるといい作品だと思うんです。ロマンポルノをすごくリスペクトして観に来た方の中にも素晴らしかったという人もいるし、分からなかったという人もいる。大きく捉えて観てほしいですね。

中田秀夫 コメント

ソフトのオススメポイント

コメンタリーです。いままで僕がやった中で、みんなで一番しゃべり倒してます。それから画がほれぼれするくらいキレイ。昔と違ってフィルムではなくデジタルで撮っていますが、息の長いカットをつなげていって、フィルムで撮っていたときのような緊張感を持ったいいお芝居、いい画が撮れています。劇場とはまた違う、密な空間で、ぜひ部屋を暗くして観てください。

飛鳥凛 コメント

何回も観られますし、コメンタリーもすごくいっぱい喋ったので、こういうことがあったんだな、映画の撮影現場ってこういう感じなんだなと思いながら楽しんでもらえたら嬉しいです。DVDになり、またさらにたくさんの方に観ていただく機会が増えると思うとすごく楽しみです。

山口香緒里 コメント

ひとりの空間でもっとぐっと、作品の世界観に浸ってもらって楽しんでいただけたらと思っています。公開された時、本当にみなさんが深くよく観てくださって、自分で思っている以上に感じてくださっているんだと嬉しかったので、DVDでも楽しんでほしいです。

町井祥真 コメント

公開時、いろんな方に観ていただけて、ロマンポルノを知らない世代がどう感じるのか、演じた側としても分かりましたし、観ていただいた方の気持ちもすごくわかりました。それだけでもやれてよかった、携われてよかったと思います。でも映画館じゃちょっと勇気がなかった女性もいると思うので、ぜひDVDで楽しんでください。

ロマンポルノ・リブート コンプリートBOX

2017年9月2日(土)発売
<収録作品>
「ジムノペディに乱れる」
「風に濡れた女」
「牝猫たち」
「ANTIPORNO」
「ホワイトリリー」
発売元:日活
販売元:ハピネット
価格:2万5920円

(c)2016日活

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