映画「
12月19日に全国公開されてからの反響を聞かれると、福士は姉が鑑賞したことを明かし、「帰り道に思い出してはまた泣ける」と言っていたと伝える。一方の福原も友人や家族から「号泣した」と聞いたと話し、さらに番宣映像に映り込んだ涙する観客の中に、実は自分の友人がいると告白。泣いている姿を見て「届いてるんだなと実感しました」と笑みをこぼした。
舞台挨拶中盤には、客席からカメラを構えた北島が登場。突然の出来事に登壇者たちは「全然気付かなかった!」と驚きを隠せない。福原は2人を見比べながら「髪型が似てる」と指摘し、福士は緊張で固まる北島の肩を抱き「かわいい!」とすっかりメロメロな様子。そんな福士に対して、北島も「やっぱりかっこいいなあ……」と素直な感想を漏らす。
福士と同様に、学生時代の涼と恵の2役を演じた北島。「現代の涼くんと恵くん、亜子ちゃんの関係性を伝えるには回想シーンが重要だと思ったので、そこを強く意識して演じました」と振り返ると、福士は「素晴らしかったですよ!」と即座に称賛を送った。
また北島は、幼い頃から福士に似ていると言われてきたことに触れ、実際に福士の過去の役を演じられたことに「運命だなって感じています」と笑顔。行定は、2人が似ていると思ったかを聞かれると「それは思わなかった(笑)」と即答しつつも、高校時代を福士と福原に演じてもらい、それを録音して北島に「完コピして」と何度も聞いてもらったと明かす。しかし完全に同じにはならないところがむしろよく、「ちゃんと若い頃の双子がそれぞれ違う顔を持っていることで、大人になった2人の説得力が増してすごくよかったです」と評価した。北島が恐縮しながら「うれしいです」と応えると、福士から肩をこづかれる一幕も。北島は映画の仕事は今回でまだ2作目だといい、普段無意識にしている歩き方などの所作が一番難しく、行定や福士から細かくアドバイスしてもらったと初々しく語った。
最後は、新年の抱負をそれぞれ発表することに。北島は「一生懸命」と掲げ、「福士さんや福原さんのような俳優を目指す中で、目の前のことに一生懸命向き合って、一生懸命生きていけば、人から応援される人になれるのかなと思っています」と目を輝かせる。「カメラ技術の向上」を挙げた福士は、役を通して写真の楽しさを再認識したそうで、「人の笑顔をたくさん記録していきたい」とコメント。福原は「吸収と成長」とし、「まだまだ足りないと感じた1年だったから引き出しを増やしたい」「ニュージーランドでの英語のシーンで福士さんに助けてもらったりしたので、来年こそは英語も少しずつ……」と意気込みを見せた。
「楓」は全国で公開中。
映画「楓」予告編
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