映画「
かねてより“スピッツ好き”を公言する青木は、本作をこれまで3回観たそう。その感想を「スピッツの独特の空気感が映像を通して感じられましたし、僕は謎解き要素、ミステリーも好きなので、前半で『ん? どういうこと…?』というのが出てきて引き込まれて……」と述べる。またエンドロールでスピッツの「楓」が流れることに触れ、「初めて聴いたときを超えるような、鳥肌が立つような感覚で気持ちよかった。沁みたという感じ。素晴らしい映画でした!」と語った。
行定は、青木の言葉に「うれしいですね」と喜ぶ。「スピッツのファンは曲をそれぞれで解釈するんですよね。あれだけ言葉に重きを置かれているにもかかわらず、曲を聴くとそうは聴こえない。哲学的、思想的な押し付けがないんです。平易な言葉を使っているのに深いというか。その映画を作るって、なかなかハードルが高いって思いながら作っていたので、気に入っていただけてよかったです」と笑みを浮かべた。青木は「スピッツの曲は想像するところが多いし、聴く人によって聴こえ方、解釈の仕方がみんな違うんです。僕はこの映画を観たことで、(『楓』という曲が)2Dから3Dになったような、立体感を持った『楓』に感じました」と絶賛した。
また青木から行定へ本作にまつわる質問が。福士が演じた双子の涼と恵について「同じ人間でもしっかり別人に見えましたが、映像的にこだわったところや撮り方で気にされたことはありましたか?」と尋ねると、行定は「むしろ『あまり演じ分けないでほしい』と言いました。“1人が2つに分かれた”という解釈でやったらどうか? 本当に(恵は)いたのか? ひょっとしたら幻だったんじゃないか? という印象を映画で持たせられたらいいなと思ったんです。彼女のために2人で1人を生きたと解釈すると、今までにない双子の解釈になるんじゃないかと思い、福士くんもそこに同意してくれました」と答えた。
イベントでは、青木が特技の楽器カリンバで「楓」を生演奏。その美しい音色に客席には涙する人も。行定は「僕も泣けましたね。鳥肌が立ちました。(スマホで撮影した映像を)YouTubeに流していいですか? すごくいいですね!」と感動していた。最後に青木は「今日の行定監督の話を聞いてまた見え方が変わってくると思うので、もう1回観ようと思っています。ぜひ皆さんも、もう一度、いや2度観ていただければと思います」と呼び掛けた。
「楓」は全国で公開中。
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【イベントレポート】映画「楓」スピッツを敬愛する青木マッチョが行定勲とトーク、特技カリンバの生演奏も https://t.co/39M1S616Gm