日本アニメーション学会賞2017の選考結果が発表され、「
日本アニメーション学会賞は、アニメーション研究者の顕彰・奨励を目的に、日本アニメーション学会の創立15周年記念事業として2014年に創設されたもの。片渕は「この世界の片隅に」の制作にまつわる取り組みや、教育者として後進の育成に励んできた点が評価され、今回の受賞に至った。
また日本アニメーション学会賞2017には、アニメーション研究者・土居伸彰の著書「個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論」が選出された。受賞に際し、土居は「ユーリー・ノルシュテインや制作のデジタル化の話を起点にしながらも、宮崎駿や『この世界の片隅に』『君の名は。』など現代日本のアニメーションまで視野に入れた議論を展開した本なので、日本の専門家の方々にこのような評価をいただけたことは光栄です。片渕監督と並んで受賞できたことも非常に嬉しいです」と喜びのコメントを寄せている。
なお贈賞式は明日6月24日、青森・青森県立美術館で行われる。
関連する特集・インタビュー
関連記事
片渕須直の映画作品
関連商品
リンク
- 日本アニメーション学会 JSAS(Japan Society for Animation Studies)
- 「この世界の片隅に」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 @ghibli_world
「この世界の片隅に」片渕須直が特別賞に、日本アニメーション学会賞発表
https://t.co/8TQ8z4JPVo