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「御手洗薫の愛と死」の両沢和幸が脚本を手がけた本作は、水谷が23歳の頃から思い描いていた物語。ある事故をきっかけに自堕落な生活を送るようになった元・天才タップダンサー渡真二郎が、豊かな才能を持つ若者たちと出会い再生していくさまが描かれる。
5月14日に東京で開催された「TAP THE PREMIUM DAY」を皮切りに、福岡、北海道、愛知でイベントを行ってきた水谷。6月9日に大阪でフィナーレを迎えた気持ちを聞かれると、「僕にとっては長かったようで、こうやって皆さまの前に立つとそんなに長くなかった。今まさに夢が叶ったような気がします」と感慨深げに語った。また水谷は当初、自身がステージで踊るダンサーとして出演することを考えていたと明かし、「正直申しますと、作品ができあがったときに僕が踊らなくてよかったと思いましたね。僕が踊ったら素晴らしいものにならなかったでしょう」と述べ、観客の笑いを誘う。
イベントには、同作のダンス監修を行ったタップダンサーのHIDEBOHも参加。HIDEBOHは「タップダンスを始めて40年。稼業としてやってきたタップダンスを映画でできるなんて。しかもラスト24分のタップダンス、見たことのないものになってます」と自信をのぞかせる。そんなHIDEBOHに対し水谷は「僕の夢を叶えてくれたHIDEBOHさん、サンキュー」と感謝の気持ちを示し、「今回が初監督作品です。一言だけお願いがあるとすれば、もし素晴らしいと思っていただけたらその気持ちを2割増しにして、大したことないなと思ったら2割引いて世間に伝えてほしいです」と集まったファンにメッセージを送った。
「TAP -THE LAST SHOW-」は、6月17日より全国にてロードショー。
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- 「TAP -THE LAST SHOW-」公式サイト
- 「TAP -THE LAST SHOW-」予告編
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