三宅唱による時代劇「密使と番人」今夏に放送&上映、森岡龍や渋川清彦ら出演

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三宅唱が監督を務めた時代劇「密使と番人」が、今夏に時代劇専門チャンネルと日本映画専門チャンネルで放送され、東京・ユーロスペースでも特別上映されることがわかった。

「密使と番人」

「密使と番人」

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2017年3月31日に行われた「密使と番人」特別上映回の様子。左から三宅唱、森岡龍、OMSB、Hi'Spec。

2017年3月31日に行われた「密使と番人」特別上映回の様子。左から三宅唱、森岡龍、OMSB、Hi'Spec。[拡大]

本作は、時代劇専門チャンネルと日本映画専門チャンネルを運営する日本映画放送が製作。19世紀の日本を舞台に、幕府が管理する日本地図を国外に持ち出すため冬の山を進む若い密使と、彼を追う番人たちの姿を描き出す。森岡龍が主演を務め、渋川清彦石橋静河井之脇海足立智充、柴田貴哉、嶋田久作らが脇を固める。また、ヒップホップアーティストのOMSBHi'Specが本作のために新たに楽曲を制作した。

侍同士の斬り合いなどは描かず、美しい自然を背景にした逃走劇に焦点を合わせた本作。現在YouTubeにて公開中の特報映像には、笠を被った森岡が周囲を気にしながら山道を歩く様子が切り取られている。

三宅は「日々の煩わしさから遠く離れたいという一心で冬山に向かった。自然体の映画をつくりたくて、余計なものをなるべく削ぎ落とすように撮影した」と本作についてコメント。また「森岡龍という人間の、美しくて純粋な芯に触れられた気がして、とても穏やかな気持ちになれた。ありがとう」と感謝の気持ちを述べている。

三宅唱 コメント

日々の煩わしさから遠く離れたいという一心で冬山に向かった。
自然体の映画をつくりたくて、余計なものをなるべく削ぎ落とすように撮影した。
最後に何が残るか。多くの仲間の姿から、ひとが根っこに持つ逞しさ、愛嬌、哀しさ、
自由を教わった。森岡龍という人間の、美しくて純粋な芯に触れられた気がして、
とても穏やかな気持ちになれた。ありがとう。
彼らの新鮮な空気が、そのまま多くの方に届くと嬉しい。

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(c)時代劇専門チャンネル・日本映画専門チャンネル

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