フレデリック・ワイズマンの記録映画21本を上映、刑務所、バレエ団などに迫る

2016年にアカデミー名誉賞を受賞したドキュメンタリー映画監督フレデリック・ワイズマンの特集上映が、明日3月18日から31日にかけて東京・シネマヴェーラ渋谷にて行われる。

主にアメリカのさまざまな施設や組織を観察者としての視点から撮り続けているワイズマン。この特集では、精神異常犯罪者のための州立刑務所マサチューセッツ矯正院の日常を切り取った「チチカット・フォーリーズ」、ミズーリ州カンザスシティの最も犯罪率が高い地域での警察の活動を追う「法と秩序」、フロリダ州マイアミのメトロポリタン動物園を題材にした「動物園」、パリ・オペラ座バレエ団に密着した「パリ・オペラ座のすべて」など21本が上映される。

偉大なるフレデリック・ワイズマンII

2017年3月18日（土）～31日（金）東京都 シネマヴェーラ渋谷
料金：一般 1500円 / 会員、シニア、大学生 1100円 / 高校生 900円 / 3回券 3000円
※「臨死」は2000円均一（回数券2回分）
＜上映作品＞
「チチカット・フォーリーズ」
「法と秩序」
「動物園」
「パリ・オペラ座のすべて」
「病院」
「肉」
「高校」
「基礎訓練」
「シナイ半島監視団」
「霊長類」
「軍事演習」
「モデル」
「アスペン」
「州議会」
「競馬場」
「視覚障害」
「BALLET／アメリカン・バレエ・シアターの世界」
「ボクシング・ジム」
「臨死」
「パブリック・ハウジング」
「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」