第69回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した
本作は、2014年製作の「ジミー、野を駆ける伝説」を最後に映画界からの引退を表明していたローチが、再びメガホンを取った人間ドラマ。主人公はイギリス北東部で大工として働くも、心臓の病のため仕事を失った59歳のダニエル・ブレイク。国の援助を受けるため苦闘する彼は、シングルマザーのケイティとその子供たちを助けたことから彼女らと絆を深めていく。
予告編は、「子供たちは明日から学校なのにお金がないの。あなたたちは話も聞いてくれない」と役所で訴えるケイティとダニエルが出会う場面からスタート。その後、職を探すもパソコンが使えず困惑するダニエルや、生活に困窮するケイティの姿が映し出される。彼らはやがて助け合いながら困難に立ち向かっていく。
「わたしは、ダニエル・ブレイク」は、3月18日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。
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河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
カンヌ最高賞のケン・ローチ新作、無職男性とシングルマザーが困難に立ち向かう予告 - 映画ナタリー https://t.co/7RdsMCgryH