トム・ハンクス、「インフェルノ」LAプレミアで「謎解きに一緒に参加してほしい」

「インフェルノ」のプレミアイベントが現地時間10月25日にアメリカ・ロサンゼルスのDGAシアターで行われ、キャストのトム・ハンクス、フェリシティ・ジョーンズ、監督のロン・ハワードらが出席した。

ダン・ブラウンの小説を原作とする「インフェルノ」は、詩人ダンテの叙事詩「神曲」の地獄（インフェルノ）篇に隠された秘密に迫るサスペンス。「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に引き続き、宗教象徴学者ロバート・ラングドンを演じたハンクスは「フィレンツェのような場所で朝起きて、コーヒーを飲み、素晴らしい建築物の間にかかる古き橋を渡りながら仕事に行き、絵画の傑作の間を走り回り、世界を救う。それってすごい仕事だろ!?」と興奮気味に語る。

ラングドンとともに人類を救うため奔走する女医シエナに扮したジョーンズ。ハンクスとの共演について「とてもリラックスしていておおらかで、ずっと保たれている素晴らしい仕事のやり方があり、すべてが信じられないくらい緻密に整理されているの」と振り返る。そして「観ていてとても楽しくて、スリリングで、文字通り手に汗握るのよ！」と作品への期待を煽った。

ハワードは「スリラー、歴史、手がかり、トム・ハンクス、アクション。観客をさまざまな方法で楽しませることができる、素晴らしい作品だと思うよ」と本作をアピールし、「キャラクターの関係性そのものがプロットの要素になっているというのは、前作にはなかったものなんだ」と見どころを明かす。ハンクスは「歴史や絵画のことを多く学べるし、みんなには宝探しのような謎解きに一緒に参加してほしい」と公開を待つファンに向けてメッセージを贈った。

「インフェルノ」は明日10月28日より全国でロードショー。