吉田羊と木村佳乃、「嫌な女」監督・黒木瞳のアドバイスに爆笑した思い出を回想

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本日6月15日、「嫌な女」の完成披露プレミアイベントが東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の吉田羊木村佳乃、監督の黒木瞳が出席した。

「嫌な女」完成披露プレミアイベントの様子。左から木村佳乃、吉田羊、黒木瞳。

「嫌な女」完成披露プレミアイベントの様子。左から木村佳乃、吉田羊、黒木瞳。

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「嫌な女」

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桂望実の同名小説を原作とする「嫌な女」は、吉田演じる真面目で孤独な弁護士・徹子と、木村扮する恋多き詐欺師・夏子の人生模様をコミカルに描いた人間ドラマ。吉田と木村のほか中村蒼、古川雄大、佐々木希、ラサール石井、永島暎子らがキャストに名を連ねている。

黒木瞳

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本作で映画監督デビューを果たした黒木は「撮影中は、羊ちゃんと佳乃ちゃんの女優魂に支えられました。感謝以外の言葉がありません。ありがとうございます」とコメント。「撮影中、一番しんどかったことは?」と自ら質問を振る。

吉田羊

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吉田は「台本を読んだとき、山場になるだろうなと思ったシーンが撮影初日のファーストシーンだったことです」と笑い、「でもあそこを乗り越えられたからすべての撮影を乗り越えられたという気もします」と回答。木村は「1人の男性を佐々木希ちゃんと取り合うという展開があるんですけど、希ちゃんが出てきたとき『これは取られるだろ……』と思ってしまって、精神的にしんどかったです」と答え、笑いを誘った。

木村佳乃

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司会が「手応えを感じたシーンはどこですか?」と聞くと、吉田が「佳乃ちゃんが私をたたくシーンがあるんですけど、まあうまいんですよ」と笑い、木村が「『本当に当てろ』って言われたのでものすごい勢いでぶったり」と振り返る。吉田が「たたき慣れてるなあと思って」と述べ笑いを誘う中、木村は「ぶったあとにこっちを向いた羊ちゃんの顔が怖くて怖くて!」と回想。黒木はこのシーンについて「やった!と思いながら見てましたね」と話す。さらに吉田は「最後に私があるセリフを言うんですけど、瞳さんが飛んできて『羊ちゃん、森進一さんみたいな声になってるから』と真剣な顔でおっしゃるんですよ」と、木村とともに爆笑してしまったことを明かした。

最後に司会から「次にお三方がご一緒されるなら、また監督と女優という関係がいいですか? それとも3人の女優として共演されたいですか?」という質問が飛ぶと、黒木は「私は女優同士がいいです」と即答。吉田が「私は監督と女優としてという形がいいです。これまでに自分がやったことのないようなお芝居を引き出していただいたので。『嫌な女2』でも『嫌な女3』でも出ます。通行人役とかでもいいですよ」と述べると、黒木が「ということは、私と本格的には組みたくないのね?」とツッコミを入れて笑わせた。そして木村は「20年ほど前に『失楽園』で瞳さんとご一緒させていただいたんですけど、そのときは恐れ多くて口も利けなかったんです。次は一緒にお芝居がしたいです」とラブコール。黒木は「たたかれると痛そうだから、格闘シーンがない映画がいいですね(笑)」と答えた。

「嫌な女」は6月25日より全国ロードショー。

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(c)2016「嫌な女」製作委員会

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