「嫌な女」主題歌に竹内まりやの「いのちの歌」、黒木瞳「まりやさんは憧れの女性」

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吉田羊木村佳乃がW主演を務める「嫌な女」の主題歌が、竹内まりやの楽曲「いのちの歌」に決定した。

黒木瞳

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「嫌な女」キャスト。左から吉田羊、木村佳乃。

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「嫌な女」は桂望実の同名小説をもとに、黒木瞳が初めて監督を務めたヒューマンドラマ。仕事も結婚生活も思いどおりにいかず、空虚な日々を過ごしていた弁護士の石田徹子と、婚約破棄による慰謝料問題を解決すべく彼女のもとを訪れた天才詐欺師の小谷夏子を軸に、境遇も立場も異なる対照的な2人の人生と友情をコミカルに描き出す。人と打ち解けるのが苦手で強情な性格の徹子を吉田が、彼女と同い年の従妹で派手好きで社交的な夏子を木村が演じている。

竹内まりや

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「いのちの歌」は2012年に発売され、NHKの連続テレビ小説「だんだん」やBSプレミアムドラマ「開拓者たち」の主題歌としても使用されたもの。黒木は「まりやさんは人生の先輩ですし、私の憧れの女性でもあります。『いのちの歌』は、私が映画に求める“生きていくことの素晴らしさ”を実に見事に語っていました」と竹内の楽曲を採用した理由を明かした。竹内は「不安や不満にあふれる日々の中に隠された本当の喜びと、誰もが抱えている『生きていくこと』への想いをテーマに書いたこの歌で、映画を観る皆さんの心にさり気なく寄り添うことができればうれしい」とコメントを寄せている。

「嫌な女」は6月25日より全国ロードショー。

黒木瞳 コメント

「嫌な女」の映画化が決まったとき、竹内まりやさんの歌を使いたいと思いました。
女性のたくましさを表現するうえでも、まりやさんの歌は必須だと考えていました。
まりやさんは人生の先輩ですし、私の憧れの女性でもあります。そのまりやさんが歌う
「いのちの歌」は、私が映画に求める“生きていくことの素晴らしさ”を実に見事に語っていました。
人と人の巡り合いは、ホント奇跡です。そう思えることで、人と人のあたたかさや絆を大事にできます。この地に命を授けてもらったことに感謝できます。1歩も前に進めなくて立ち止まってしまったとき、優しく背中を押してくれる勇気が生まれます。
「いのちの歌」は、そんな人生の応援歌でもあります。
この歌こそが作品が目指した先にある“すべて”だったからです。

竹内まりや コメント

大女優、黒木瞳さんが自分以外の女優さんを主役に据えて映画を作る……それだけでも大いに興味をそそられる素敵なお話ですが、その初監督作品の主題歌に、私の「いのちの歌」を起用していただけた光栄に心から感謝を申し上げます。
不安や不満にあふれる日々の中に隠された本当の喜びと、誰もが抱えている「生きていくこと」への想いをテーマに書いたこの歌で、映画をご覧になる皆さんの心にさり気なく寄り添うことができれば、こんなにうれしいことはありません。
初めての経験できっとたくさんのご苦労もあったと思いますが、黒木監督、初作品の完成本当におめでとうございます!

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う こ つ い @新潟市内でなんとなく生存中 @Niigata06406444

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