黒沢清の海外進出作「ダゲレオタイプの女」特報公開、古き写真撮影法が導く怪奇譚

2

152

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 54 81
  • 17 シェア

黒沢清が監督を務めた初の海外作品「ダゲレオタイプの女」の特報が、YouTubeにて公開された。

「ダゲレオタイプの女」ティザービジュアル

「ダゲレオタイプの女」ティザービジュアル

大きなサイズで見る(全3件)

「ダゲレオタイプの女」

「ダゲレオタイプの女」[拡大]

全編にわたってフランスでロケが行われた本作は、1839年に発明された写真撮影法“ダゲレオタイプ”が引き寄せる愛と死を描くホラーラブストーリー。主人公ジャンを「預言者」のタハール・ラヒム、ジャンが思いを寄せるマリーを「女っ気なし」のコンスタンス・ルソーが演じる。また、マリーの父であるダゲレオタイプの写真家ステファンには、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟の作品で知られるオリヴィエ・グルメ。ステファンの友人ヴァンサンに「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリックが扮する。

特報は、ダゲレオタイプでの撮影に用いる異様な器具に拘束されるマリーや、「ここにいたらみんなおかしくなる」と言うジャンの姿を映し出したもの。映像の最後には「その撮影は永遠の命を与える愛。」というコピーが添えられている。

「ダゲレオタイプの女」は、10月より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。なお黒沢は本作のほかにも、西島秀俊を主演に迎えた「クリーピー 偽りの隣人」の公開を6月18日に控えている。

この記事の画像・動画(全3件)

(c)FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS - LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinema

読者の反応

  • 2

naoshi @mnaoshi

黒沢清の海外進出作「ダゲレオタイプの女」特報公開、古き写真撮影法が導く怪奇譚 - 映画ナタリー https://t.co/Rc0dmbR3TW

コメントを読む(2件)

関連記事

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ダゲレオタイプの女 / 黒沢清 / タハール・ラヒム / コンスタンス・ルソー / オリヴィエ・グルメ / マチュー・アマルリック の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。