2013年と2015年の東京学生映画祭でグランプリを獲得した
渋谷や中村の地元である平和島でロケーション撮影が行われた「太陽を掴め」は、都会の若者たちの姿を描く青春群像劇。出演者には「いいにおいのする映画」の
2月に撮影が終了した自作に対して中村は「『恐るべき子供たち』と言うにふさわしい今回のキャスト陣。第一線を死守する『ナイスミドル』なスタッフ陣。その中で一番小さな監督が、粋がってビビっていた」と振り返る。また応援メッセージも寄せられ、
クラウドファンディングでは、一口500円から100万円の法人向けのものまで複数のプランを展開。金額に応じてサイン入りポスター、マスコミ試写や中村と周るロケ地ツアーの招待券などの返礼が用意されている。
中村祐太郎 コメント
開幕
音楽が悩みや鬱屈を跳ね除けてくれる。立ち上がれと元気をくれる。
足取りが軽くなって、初夏のそよ風を迎えにいく。
恋をしている。あの子を迎えにいく。
「奥さん」も「夢」も両方を手に入れるのが「男の夢」だ。
“映画”とはそれを実写化することである。
もれなく「悩み」も「鬱屈」も「目を背けがちな体験」も、正直に見せてくれる。
中村祐太郎は、“嘆きの唄”を題材にする。
自分の事を差別された時。母親にもっと愛して欲しかったと思った時。
人のお金をだまくらかした時。好きな女に嘘をついて自分を弱く見せようとした時。
全部、嘆きだ。振り返れば凍りつくほどの惨めな思い出だ。
その愚かさを賛美して、映画に昇華出来るなら、奇跡を見てみたい。
そして、「出会い」を夢見ていたい。
2016年2月中旬、おかげさまでクランクアップ。感無量。
「恐るべき子供たち」と言うにふさわしい今回のキャスト陣。
第一線を死守する「ナイスミドル」なスタッフ陣。
その中で一番小さな監督が、粋がってビビっていた。
そして、企画と製作の髭野純は血反吐を吐いていた。
映画とは恐ろしく、自分の持っている社会知識を余すことなく発揮して
交渉していかなければならないものである。
そして想像以上に、毎日を維持するためにお金がかかる。
制作費は全部、彼の工面であったが、
健闘の末、撮影部分は最後まで戦い抜くことが出来た……。
主演の吉村界人の座右の銘である、「塗り替えるのは僕らの世代」。
ちなみに「Dragon Ash」さんの言葉でありますが、
そろそろ、重ね塗りでは誤魔化しきれなくなった転換期であります。
僕らは、固執した価値観を剥がして、新しい刺激を届けていきます。
心奮わせる映画で塗り替えるため、全身全霊で猛進していきます。
どうかご支援の程、宜しくお願い致します。
松江哲明 コメント
中村祐太郎を発見したのは僕だ。だからこそ三振するにしてもホームランをかますにしても、思いっきりバットを振って欲しい。安打は狙うな。僕も恥ずかしい。
斎藤工 コメント
“中村祐太郎”の衝撃
これは一つの事件だった
目撃者としては
無関係とは思えなくなってしまった
そんな彼が次のステージに上がる
しかも
なかなか難しい題材を選んだ
これは未来の邦画にとって大事な一歩である
我々は
彼がどっちに転ぶか見届ける責務がある
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なかむーすごいなあ。負けてられない!
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