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吹越満“ひどい男”役に「光栄です」とはにかむ、「友だちのパパが好き」舞台挨拶

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「友だちのパパが好き」舞台挨拶の様子。左から吹越満、岸井ゆきの、安藤輪子、石橋けい、山内ケンジ。

「友だちのパパが好き」舞台挨拶の様子。左から吹越満、岸井ゆきの、安藤輪子、石橋けい、山内ケンジ。

第28回東京国際映画祭が開催中の東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、10月23日に「友だちのパパが好き」の上映が行われ、キャストの吹越満岸井ゆきの安藤輪子石橋けい、監督の山内ケンジが登壇した。

「友だちのパパが好き」は、友人の父親を好きになり、人間関係も常識もかえりみずアタックし続ける女・マヤの純愛を描くヒューマンドラマ。マヤに惚れられる男・恭平を吹越が、その娘・妙子を岸井が、そしてマヤを安藤が演じる。

当て書きされた本作の脚本に対して吹越は「映画を観た知り合いから、『本当にひどい男だね』と言われる役です。奥さんもいて愛人もいて、娘の友達ともいろいろあるという役なんですけど、監督が当て書きをしたと言うと僕がそういう男なのかって話になるんですが」と苦笑い。「監督は僕がそういうことが似合うって思ってくれていたんだと思えば光栄です。なので、ひどければひどいほどいいな、とも思います」と前向きな姿勢を見せる。

同じく当て書きされた自身の役に関して岸井は「実際に私の友達が私の父を好きになってしまったら、劇中のようにはしないかなと思うんですが、最終的には同じところに収まるような気がするので、脚本については理解しやすかったです」とコメント。演劇プロデュースユニット“城山羊の会”の劇作家・演出家として第59回岸田國士戯曲賞を獲得するなど、演劇界でも高い評価を集める山内は「この作品は吹越さん、岸井さん、石橋さんは以前から演劇に出ていただいていたので、想定して書いていたのですが、安藤さんの役はオーディションなんです」と説明を入れた。

撮影時のエピソードを聞かれた吹越は「山内さんとは舞台の仕事からご一緒していたので、舞台のようにリハーサルを何度も重ねてから現場に入りました。ほかの映画では意外にやってなかったなと思いました」としみじみ。一方、安藤は「ポスター撮影が印象に残っています! 吹越さんという大先輩に全体重をかけることなんてあまりないことなので(笑)、すごく緊張しました」と思いを明かした。

「友だちのパパが好き」は、12月19日より東京・ユーロスペースほかにて全国順次ロードショー。

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