アメリカ・ニューオーリンズ出身のピアニスト、
1939年に生まれたブッカーは、クラシック、ジャズ、R&B、ロックなどのジャンルを超えたテクニシャンであり歌も達者なアーティストだったが、薬物中毒、精神疾患に苛まれ、1983年にヘロインとアルコール常習による腎不全により43歳で死去した。ドクター・ジョンにオルガンを教え、少年期のハリー・コニックJr.の家庭教師を務め、サポートミュージシャンとしてウィルソン・ピケット、B.B.キング、ロイド・プライス、ファッツ・ドミノ、リトル・リチャードら数多くの一流アーティストと共演。後年はヨーロッパ公演も行い、ソロ活動でも高い評価を得た。
本作ではブッカー本人の貴重な演奏シーンがふんだんに盛り込まれ、ドクター・ジョン、コニックJr.、アラン・トゥーサン、チャールズ・ネヴィルらニュー・オーリンズの顔役たちがブッカーについて語っている。監督を務めたのは
ミュージシャンの
「ジェイムズ・ブッカー 愛すべきピアノ・ジャンキー」の配給はキングレコードが担当する。
矢野顕子(ミュージシャン)コメント
精神疾患も飲酒も麻薬も無い、音楽のかたまりのジェイムズ・ブッカーが紡ぎ出す音は、歓びと美しさに満ちていたに違いない。
この映画のなかで、様々なものを抱えてはいても、それでもなお彼のピアノはすばらしい。
久保田麻琴(プロデューサー・エンジニア)コメント
ニュー・オーリンズでは誰もがこの人間離れしたジェイムズ・ブッカーを、畏怖と呆れを持って称賛する。
現地で見たアラン・トゥーサンとの連弾Liveは生涯忘れない。
奇跡的なこの映画、BAYOU MAHARAJAHと監督、リリー・キーバーに感謝!
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)コメント
ニュー・オーリンズが生んだ名ピアニストの中で、一般的な知名度を得られずに多くのミュージシャンに天才と崇められたジェイムズ・ブッカーは、摩訶不思議なキャラクターでしたが、彼の演奏を聞けば必ずファンになるはずです。
陶守正寛(音楽ライター)コメント
ブッカーのドキュメンタリー映画ができたと最初に聞いたときはビックリするやら歓喜するやらで、そわそわしてしまいました。
誰もが認める圧倒的なテクニックも去ることながら、その強烈な個性はまさに唯一無二。この映画は、そんな彼の華やかながらも破滅的な人生を見事に描き出しています。貴重な演奏映像だけでも見る価値は十分です。
完成から10年あまり。遂に日本の劇場でそれを見られる喜びを噛みしめましょう!
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愛すべきピアノ・ジャンキー、ジェイムズ・ブッカーの音楽ドキュメンタリー公開決定(コメントあり)
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