本作は、ヘタレなフリーター中津、謎の身体能力を誇るニート土志田、情報収集能力に長けた女子高生カオリ、“若者殴り魔”のサラリーマン日下が結成した自警団の戦いを描くコメディアクション。
船越が扮するのは、中津らが結成した自警団から巨大な組織へと成長した“ともしび総合警備保障”に社長としてスカウトされるホームレス宇野。心優しく見えるが、実は誰にも見せない一面があるという役どころだ。2時間ドラマをはじめ多くのドラマや映画に出演してきた船越だが、本作ではぼさぼさの髪に泥まみれの服、垢にまみれた真っ黒な顔といった風貌で登場する。プロデューサーによると、彼は「キック・アス」の大ファンだったことから、エッジの効いたアクション映画を目指す本作への出演を快諾したという。船越自身は、ホームレス役を務めるにあたり「僕自身も新しいチャレンジが出来るのではという高揚感と期待感があります」とコメント。作品に関しても「『こんな可能性が日本の映画にあったんだ!』とみなさんに感じてもらいたい、そんな作品になってほしい、いやなっていると確信しています」と話している。
「ヒーローマニア -生活-」は5月7日より全国ロードショー。
船越英一郎 コメント
僕の役回りを聞いたところ「◯◯◯◯」って(笑)。自分のキャリアの中でも多くはないタイプの役柄なので、僕自身も新しいチャレンジが出来るのではという高揚感と期待感があります。東出さんはノーブルでイノセントな魅力と透明感を持っている稀有な男優さんですね。スケールの大きな俳優さんになっていくだろうと感じました。窪田さんには、たたずまいプラス彼の一挙手一投足に引き込まれていく、魅了される。これからどんなふうに変化し、進化していくのか、その様子を見つめてしまうでしょう。小松さんは久々に会った、感性が服を着て歩いているような、バケモノのような女優さんです(笑)。演技のセンスも傑出しているし、自分の中で用意してきたロジカルな演技プランが「感性」によってドーン!と、いい意味で突き破られて、感覚的な表現へと進化しています。鶴太郎さんは今回、チャレンジされていますので、今までに見たことがない鶴太郎さんの新たな魅力がスクリーンから発信されていると思います。この「ヒーローマニア-生活-」は「こんな可能性が日本の映画にあったんだ!」とみなさんに感じてもらいたい、そんな作品になってほしい、いやなっていると確信しています。
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