松田龍平、山下敦弘監督作「ぼくのおじさん」でインテリボンクラ役に挑戦

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松田龍平が、「もらとりあむタマ子」「オーバー・フェンス」の山下敦弘監督作「ぼくのおじさん」で主演を務めることが発表された。

「ぼくのおじさん」

「ぼくのおじさん」

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「ぼくのおじさん」書影 (c)1972 北杜夫/新潮社

「ぼくのおじさん」書影 (c)1972 北杜夫/新潮社[拡大]

「ぼくのおじさん」の原作は、北杜夫の同名児童文学。大学で哲学の臨時講師を務めながら兄の家に居候し、床に寝転がってマンガばかり読んでいる“おじさん”が、お見合いで知り合った絶世の美女を追いかけて甥の雪男とともにハワイへ旅立つさまを描く。2016年に「モヒカン故郷へ帰る」の公開を控える松田がおじさんを演じ、ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」の大西利空が雪男役を務める。

本作の企画・脚本を手がけたのは、松田の出演作「探偵はBARにいる」シリーズのプロデューサー・須藤泰司。「探偵はBARにいる」シリーズでの松田の演技を観て「もう少し年齢を重ねた彼に“おじさん”を演じてもらいたい」と切望し、自ら脚本を書き上げて映画化にこぎつけた。

「ぼくのおじさん」は、2016年秋に公開。

松田龍平 コメント

映画「ぼくのおじさん」で、おじさん役をやることになりました。
“ぼく”が、哲学者で変わり者のおじさんを観察するところから始まる物語は、
ほのぼのしていて、どこかノスタルジックですごく面白いと思いました。
“ぼく”の雪男は大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするやんちゃなヤツで、その現場の空気感がとても心地良かったです。ハワイの撮影では、現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした。ぼくとおじさんの思索の旅が日本からハワイへ広がって、映画の中にどう溶け込んでいるのか、
僕自身も楽しみです。

山下敦弘 コメント

今回「ぼくのおじさん」を映画化するにあたって個人的にチャレンジの連続でした。
例えば“子供たちに観てもらえる映画にする!”とか“初の海外ロケ!”など至るところで様々な壁にぶつかる……はずだったんですが、肝心なその壁が柔らかく優しかったので心地よく現場を終えることが出来ました。たぶんそれは原作者・北杜夫さんの作品世界のおかげだと思っています。
楽しい原作と素晴らしいキャスト・スタッフで作った「ぼくのおじさん」を楽しみに待っていてください。

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読者の反応

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MATSUMOTO Yutaka @yutakama

へぇ こんなのやるんかw
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