第16回宝塚映画祭が開催、谷崎潤一郎原作の映画特集や林海象登壇イベントも

第16回宝塚映画祭が、11月21日から27日にかけて兵庫県の宝塚シネ・ピピアにて開催される。

本年度の宝塚映画祭では、兵庫県阪神地区とゆかりのある小説家・谷崎潤一郎の没後50周年を記念し、谷崎原作の映画を4本上映する。ラインナップは芦屋市を舞台とする「細雪」、西宮市香櫨園の海岸で撮影された「猫と庄造と二人のをんな」、織田信長の妹にして浅井長政の妻であるお市の生涯を描く「お市の方」、山口百恵が主演を務めた「春琴抄」。また、かつて宝塚市に存在した宝塚映画製作所の作品5本や、“スタッフが101人に観せたい映画”というテーマで選ばれた4本も上映される。

初日の11月21日には、「夢みるように眠りたい」や「私立探偵濱マイク」シリーズで知られる林海象が稲垣足穂の小説「彌勒」を映画化した「彌勒 MIROKU」も。上映後には、林が登壇するトークイベントも行われる。さらに、吉本興業が制作に携わった「地域発信型映画プロジェクト」の短編映画3本も上映される。上映スケジュールなどの詳細は映画祭の公式サイトで確認を。

第16回宝塚映画祭

2015年11月21日（土）～27日（金） 兵庫県 宝塚シネ・ピピア
前売り料金：1回券 1000円 / 3回券 2700円
当日料金：1回券 1200円

＜上映作品＞

谷崎潤一郎 没後50周年記念

「お市の方」
「細雪」
「猫と庄造と二人のをんな」
「春琴抄」

宝塚映画 名作選

「ロマンス誕生」
「ある大阪の女」
「若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん」
「五十万人の遺産」
「カモとねぎ」

スタッフが101人に観せたい映画

「オン・ザ・ロード」
「映画『立候補』」
「ろまんちっくろーど～金木義男の優雅な人生～」
「インターステラー」

林海象 ～モノクロームの美学～

「彌勒 MIROKU」

よしもと“旅するおもてなしショートシネマ”

「MG-2416」
「U・F・O ～Ushimado’s Fantastic Occurrence～ うしまどの、ふしぎなできごと」
「新見的おとぎばなし」