“モードの帝王”の歩みを絢爛豪華な映像で描きだす、伝記映画「サンローラン」公開

第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された「SAINT LAURENT（原題）」の邦題が「サンローラン」に決定し、12月4日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開されることが明らかになった。

これはファッションの世界に多大な功績を残し、“モードの帝王”と称されたイヴ・サン＝ローランの伝記映画。画家ピエト・モンドリアンの抽象絵画をモチーフにした“モンドリアン・ルック”、男性用のタキシードをアレンジした女性用のスーツ“スモーキング”などを生み出し、世界的な注目を浴び始めた1967年からの10年間の歩みを絢爛豪華な映像を通し描き出す。

「メゾン ある娼館の記憶」のベルトラン・ボネロがメガホンを取り、グザヴィエ・ドランの監督最新作「It's Only The End of The World（原題）」への出演が決まっているギャスパー・ウリエルがプレッシャーに苦しむ若きサン＝ローランを熱演。またほか出演者には「しあわせの雨傘」のジェレミー・レニエ、「ドリーマーズ」のルイ・ガレル、「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥ、「地獄に堕ちた勇者ども」のヘルムート・バーガーらそうそうたる顔ぶれが並ぶ。