昨年のカンヌ国際映画祭で「
「It's Only The End of The World(原題)」は、自分の死期を家族に告げる作家が主人公の物語。フランスの劇作家ジャン=リュック・ラガルスの戯曲「まさに世界の終わり」を原作にしている。これが6本目の監督作となるドランのもとに、
ドランは、「素晴らしいキャストがそろい興奮している。これほど演技派の俳優たちとコラボレーションできると考えただけで、僕の中に理屈抜きの激しいパッションが湧いてくるんだ。ずば抜けて才能のある俳優たちと同じ場所に立って、命を懸けて、いい作品を作るつもりだ」と所信を述べた。
現地時間5月24日まで開催中のカンヌ国際映画祭が終了した後、ドランはそのままフランスに滞在し撮影に入る。日本ではドランのデビュー作「マイ・マザー」をはじめ、「胸騒ぎの恋人」「Mommy/マミー」を手がけたピクチャーズデプトが配給し、2016年の公開を予定している。
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グザヴィエ・ドラン コメント
「It's Only The End of The World(原題)」の企画立ち上げに心からワクワクしている。特に素晴らしいキャストがそろい興奮している。撮影現場で彼らと一緒に芝居を作っていくことは、現時点での僕の最大の優先事項であり、またこれほど演技派の俳優たちとコラボレーションできると考えただけで、僕の中に理屈抜きの激しいパッションが湧いてくるんだ。僕自身も俳優であり監督でもあるので、彼らと一緒になって、または彼らを鏡の反対側から眺めつつ一緒に演技していくような演出になるだろう。これだけの俳優が一堂にそろう現場は、理解を超えた状況だ。それでも僕は、ずば抜けた才能を持つこの5人の俳優たちと同じ場所に立って、命を懸けて、いい作品を作るつもりだ。
何年も前に、アンヌ・ドルヴァル(「
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グザヴィエ・ドラン @XDolanJP
カンヌ国際映画祭が終了した後、ドランはそのままフランスに滞在し、6本目の監督作となる撮影に入る。
グザヴィエ・ドラン、カンヌで審査員を務めた後フランスに残って新作を撮影
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