仙台で短編映画祭開催、ゲストに本広克行、林海象、永瀬正敏ら

9月20日から22日にかけて、仙台短篇映画祭2015が宮城・せんだいメディアテークにて行われる。

短編映画を広く紹介することを目指し、2001年から始まった同映画祭。本年度は、応募のあった133本の短編映画の中から、厳選した3本を上映するコンペティション部門「新しい才能に出会う」、仙台市内の高校に通う学生の監督作を集めた「高校生映画、参上！」、国内外の短編アニメを無料で楽しめる「文化庁メディア芸術祭受賞作品上映 『短編アニメーション2015』」など、バラエティに富んだプログラムが実施される。

映画祭では、山戸結希の監督作「あの娘が海辺で踊ってる（完全版）」、カール・テオドア・ドライヤーがメガホンを取った無声映画「吸血鬼」といった長編映画も上映。ほかに、ももいろクローバーZが主演を務めた「幕が上がる」、2人のヒップホップアーティストが曲を生み出していくさまを捉えたドキュメンタリー「THE COCKPIT」などがスクリーンにかけられるほか、それぞれの監督、本広克行、三宅唱がゲストとして招かれトークを行う。

映像作家・牧野貴によるライブ上映、映画監督の林海象、俳優の永瀬正敏を囲んでの交流会なども開かれる同映画祭。スケジュールなどの詳細は、公式サイトを確認してほしい。

仙台短篇映画祭2015

2015年9月20日（日）～22日（祝・火） 宮城県 せんだいメディアテーク
＜上映作品＞
「あの娘が海辺で踊ってる（完全版）」
「吸血鬼」
「幕が上がる」
「THE COCKPIT」
「Poker」
「おとぎ話みたい」
「自由が丘で」
「息を殺して」
「遭難者」
「女っ気なし」
「キートンの探偵学入門」
「月世界旅行」ほか
料金：当日券 1000円 / 学生（高校生以下） 800円 / 3プログラム回数券 2500円 / 全日フリーパス 4000円
※豊齢カード（豊齢手帳）、障害者手帳保持者と付き添い人1名まで800円
※バリアフリー上映「幕が上がる」は500円均一
※3プログラム回数券は100セット、全日フリーパスは30セット限定