「私の想う国」公開記念、パトリシオ・グスマンがチリ弾圧の歴史映す3作がリバイバル上映

4

88

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 12 8
  • 68 シェア

パトリシオ・グスマンが監督した最新作「私の想う国」の公開を記念し、過去に手がけた「光のノスタルジア」「真珠のボタン」「夢のアンデス」のリバイバル上映が決定。12月14日から20日まで東京・K's cinema、1月3日よりアップリンク吉祥寺、アップリンク京都のスクリーンにかけられる。

「光のノスタルジア」場面写真 (c)Atacama Productions(Francia)Blinker Filmproduktion&WDR(Alemania),Cronomedia(Chile)

「光のノスタルジア」場面写真 (c)Atacama Productions(Francia)Blinker Filmproduktion&WDR(Alemania),Cronomedia(Chile)

大きなサイズで見る(全13件)

パトリシオ・グスマン監督最新作「私の想う国」公開記念特集のビジュアル

パトリシオ・グスマン監督最新作「私の想う国」公開記念特集のビジュアル[拡大]

「真珠のボタン」場面写真 (c)Atacama Productions,Valdivia Film,Mediapro,France 3 Cinema 2015

「真珠のボタン」場面写真 (c)Atacama Productions,Valdivia Film,Mediapro,France 3 Cinema 2015[拡大]

「夢のアンデス」場面写真 (c)Atacama Productions - ARTE France Cinéma - Sampek Productions - Market Chile / 2019

「夢のアンデス」場面写真 (c)Atacama Productions - ARTE France Cinéma - Sampek Productions - Market Chile / 2019[拡大]

3作品は、グスマンがチリ弾圧の歴史を映したドキュメンタリー。アタカマ砂漠を舞台とした2010年製作「光のノスタルジア」では、行方不明になった肉親の遺骨を探して砂漠を掘り返す女性たちの姿が映し出される。2014年に製作された「真珠のボタン」は、西パタゴニアの海底で発見されたボタンを軸に、祖国を奪われた先住民や政治犯として殺された人々がたどった歴史が紐解かれていく作品。2019年製作の「夢のアンデス」には、1973年に発生した軍事クーデターにおける作家や彫刻家、音楽家たちの告白と記憶がアンデスの山々とともに収められている。

なお「私の想う国」は12月20日よりアップリンク吉祥寺、アップリンク京都で上映され、翌21日よりK's cinemaほか全国で順次公開。

映画作品情報
映画作品情報
映画作品情報
映画作品情報

この記事の画像(全13件)

(c)Atacama Productions-ARTE France Cinema-Market Chile/2022/

読者の反応

  • 4

Ko-Z @particolare1964

「私の想う国」公開記念、パトリシオ・グスマンがチリ弾圧の歴史映す3作がリバイバル上映 - 映画ナタリー https://t.co/t6MQDsBbNm

コメントを読む(4件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 光のノスタルジア / 真珠のボタン / 夢のアンデス / 私の想う国 / パトリシオ・グスマン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。