3作品は、グスマンがチリ弾圧の歴史を映したドキュメンタリー。アタカマ砂漠を舞台とした2010年製作「光のノスタルジア」では、行方不明になった肉親の遺骨を探して砂漠を掘り返す女性たちの姿が映し出される。2014年に製作された「真珠のボタン」は、西パタゴニアの海底で発見されたボタンを軸に、祖国を奪われた先住民や政治犯として殺された人々がたどった歴史が紐解かれていく作品。2019年製作の「夢のアンデス」には、1973年に発生した軍事クーデターにおける作家や彫刻家、音楽家たちの告白と記憶がアンデスの山々とともに収められている。
なお「私の想う国」は12月20日よりアップリンク吉祥寺、アップリンク京都で上映され、翌21日よりK's cinemaほか全国で順次公開。
パトリシオ・グスマンの映画作品
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「私の想う国」公開記念、パトリシオ・グスマンがチリ弾圧の歴史映す3作がリバイバル上映 - 映画ナタリー https://t.co/t6MQDsBbNm