トニ・セルヴィッロが双子の兄弟を1人で演じきる、「ローマに消えた男」11月公開

イタリア映画「ローマに消えた男」が11月14日より全国で順次公開される。

「ローマに消えた男」は、統一選挙を目前に控えるイタリアを舞台にしたヒューマンドラマ。支持率低下に悩み行方をくらませた野党のリーダー、エンリコのその後と、急遽替え玉に起用された双子の弟ジョヴァンニの活躍を通して、人間の二面性や人生の光と影を描く。本作はイタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2013において、最優秀脚本賞と最優秀助演男優賞の2冠に輝いた。

監督、脚本、原作を「そして、デブノーの森へ」のロベルト・アンドーが担当し、エンリコとジョヴァンニの2役を「ゴモラ」「グレート・ビューティー／追憶のローマ」で知られるトニ・セルヴィッロが演じている。そのほかの出演者はヴァレリオ・マスタンドレア、ヴァレリア・ ブルーニ・テデスキ、ミケーラ・チェスコン、アンナ・ボナイウートら。