女性建築家とゲイの友人が男性社会に立ち向かう「これが私の人生設計」予告編

「ようこそ、大統領！」のリッカルド・ミラーニが監督を務める「これが私の人生設計」の予告編が、YouTubeにて公開された。

予告編は、世界各国で華々しい活躍をしていた建築家・セレーナが、自分を見つめ直し故郷ローマへと帰郷する場面からスタート。その後、仕事が思い通りにいかず悶々とした日々を過ごしていた彼女が、レストランのオーナーでゲイのフランチェスコに胸をときめかすものの、呆気なく振られる様子が収められている。映像の中盤からは、失意の中にいたセレーナが、フランチェスコの協力を得て、男性中心のイタリア建築業界に切り込んでいく姿がいきいきと捉えられていく。

イタリア映画祭2015にて「生きていてすみません！」というタイトルで上映された本作。「ジョルダーニ家の人々」のパオラ・コルテッレージがセレーナを、「トスカーナの休日」のラウル・ボヴァがフランチェスコを演じているほか、フランチェスコの相手役を「K2～初登頂の真実～」のマルコ・ボッチが務める。なお、このたび公開されたキービジュアルには、コルテッレージの満ち足りた表情とともに「ポジティブだけじゃ、ダメかしら？」という彼女の心情を示すコピーが添えられている。

「これが私の人生設計」は3月5日より東京・新宿ピカデリーほかにて公開。加えて1月16日からは、特製トートバッグが付属するムビチケカードの販売がスタートする。