「進撃の巨人」快進撃を受け、神谷浩史が「フィルムの一部になれて幸せ」と吐露

本日7月4日、東京・新宿バルト9にて「劇場版 進撃の巨人 後編～自由の翼～」の舞台挨拶が行われ、リヴァイ兵長役の神谷浩史、エルヴィン団長役の小野大輔、監督の荒木哲郎、原作者の諫山創が登壇した。

本作は、2013年に放送されたテレビアニメ「進撃の巨人」全25話を再編集した劇場版2部作の後編。神谷は「よくもまあ、あんな複雑な話をまとめましたね」と驚いてみせ、小野は「こうして一気に観ると、熱量が落ちている部分がなくて引き込まれてしまいます。そこに人が生きているなって」と感想を口にする。

また、神谷は「進撃の巨人」に出演してきたことを振り返って「一番記憶に残っているのは、テレビシリーズが始まる際に荒木監督が『この作品は自分の中ですごい大きなスケールで完成しそうなので、皆さんもご協力お願いします』とおっしゃっていたこと。俺たちはそれを聞いて『この人のためにがんばって行こう』と思った。そんな作品のフィルムの一部になれて幸せです」と熱い思いをたっぷりと語った。

本作について「たくさんの人々が関わり、色々な苦労をかけてきた作品」だと話す諫山は、協力してくれた人たちへの感謝を述べつつ「そういった苦労がにじみ出ていて、大変すごいものになっています」と力強く伝える。最後に荒木が「原作はすごく豊かな心が入ったマンガ。アニメでもその部分を生かすことができてよかった。今から皆さんが観るのは、数年前に諫山さんの心の中で起こったエクスプロージョンです」と観客へ言葉を投げかけて、舞台挨拶を締めくくった。

「劇場版 進撃の巨人 後編～自由の翼～」は全国で公開中。