「海のふた」菊池亜希子が“大切な存在”と“仕事”を語る、試写会も実施

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よしもとばななの小説を原作とした「海のふた」が7月18日より全国で順次公開される。このたび菊池亜希子が本作に寄せたコメントが到着した。

菊池亜希子

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菊池亜希子

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「海のふた」はかき氷店を開くために仕事を辞め地元に帰郷したまりと、祖母を失いまりの実家に預けられたはじめの交流を描く作品。モデルやライフスタイル本の編集長、そして女優など、独自の活動で注目を集める菊池亜希子が主演を務めた。

「海のふた」 (c)2015 よしもとばなな/『海のふた』製作委員会

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菊池は主人公のまりに関して「私は地元に戻らず俳優としてやっていくと決めて今がありますが、もし俳優をやっていなかったらまりのような生き方をしていた可能性があると思う」と共感を示す。

「海のふた」 (c)2015 よしもとばなな/『海のふた』製作委員会

「海のふた」 (c)2015 よしもとばなな/『海のふた』製作委員会[拡大]

はじめ役の三根梓とは、冷たい海に入る撮影でお互いを温めあったり、軽トラックに用意された風呂に2人で入ったりと、リラックスしながら常に一緒に過ごしたとのこと。劇中のまりとはじめの関係については「異性や同性を超越したところにあり、自分と同じ皮膚感を持つ存在との出会い、恋ではないけれどそこに近い感情を描いている」と分析する。さらに「私にも、よくも悪くも自分の中で存在が大きすぎて、『もしかしたら異性よりも大事かも!』と思う(同性の)友人がいますから」という発言も。

最後に、まりのように“一番好きなことを仕事にすること”の難しさに言及し、「どこかであきらめて折り合いをつけることが大人なのかもしれません。でも私ができることをあきらめたくないと思っています」と強い決意をあらわにした。

なお6月30日には動画配信サービス、auビデオパスの会員を対象に、菊池、三根が登壇するプレミア試写会も実施される。試写会の詳細、応募については「ビデオパスnavi」公式サイトで詳細を確認しよう。

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