“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン舞台挨拶、愛嬌たっぷりの笑顔で新作をPR

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本日5月12日「悪党に粛清を」の日本最速上映会が東京・新宿武蔵野館にて行われ、主演を務めたマッツ・ミケルセンが舞台挨拶に登壇した。

「悪党に粛清を」舞台挨拶に登壇したマッツ・ミケルセン。

「悪党に粛清を」舞台挨拶に登壇したマッツ・ミケルセン。

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本作の魅力を語るマッツ・ミケルセン。

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「悪党に粛清を」は、目の前で妻子を殺害された男ジョンが復讐に燃える物語。デンマーク出身のクリスチャン・レヴリングがメガホンを取った。

おどけた表情を見せるマッツ・ミケルセン。

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今回が初来日となるミケルセン。単独でのプロモーションとなるため、舞台挨拶に登壇して早々に、来日を果たせなかったスタッフやキャストの思いを丁寧に代弁しはじめる。西部劇を作るのがレヴリング監督の長年の夢だったことに言及し、さまざまな思いを込めて作られたこの映画を、ミケルセンは“デンマーク製の西部劇” と呼んだ。

ファンに手を振るマッツ・ミケルセン。

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司会者に作品の解説を求められたミケルセンは「ネタバレに気をつけます!」とおどけた表情を見せ、客席の笑いを誘う。しかし話を進めるうちに真面目な表情へと変わり、「ある男が復讐に燃える中でどこまで人間性を保つことができるかが本作のメインテーマ」と真摯に語った。

そして話題は撮影時のエピソードへ。ロケ地になった南アフリカの印象を尋ねられると、ミケルセンは「とても景色のいいところでしたが、カメラの向きを少し変えるとシマウマが走っていたことが。あれはとてもシュールな体験でした」と目を丸くし、豊かな表情で当時の出来事を振り返る。

また見どころを聞かれると「細かい話はネタバレになってしまうので言えません!」とまたしても気遣いを見せながらも、「とにかく美しい映画です」と魅力を簡潔に述べる。さらに本作はセルジオ・レオーネや黒澤明の作品からインスパイアされていると明かし、ミケルセンは「私自身も黒澤明の作品は大好きで、特に『七人の侍』がお気に入りです」と目を輝かせた。

最後に「この作品が皆さんの心に響く映画になればうれしいです」と笑顔でアピールし、舞台挨拶を締めくくった。

「悪党に粛清を」は6月27日より全国でロードショー。

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Houco.I.am◢ ◤ @Houco_I_am

ナタリーさんの記事に、すごく素敵な笑顔の写真があるわぁ~(о´∀`о)

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